早いもので3月も半分が終わり、もうすぐ春分です。
春分というと春分の日の1日をさすように思われがちですが、先日ご紹介をした啓蟄(けいちつ)の次の節気の15日間のことをさします。この第一日目の春分の日から夜が短くなり、昼が長くなる、本格的な春を迎えます。特に日本人にとっては4月は、入園、入学、就職、異動など1年の中で転換する時期といってもよいと思います。
初候:雀始巣(すずめはじめてすくう)3月21日から25日頃
次候:桜始開(さくらはじめてひらく)3月26日から30日頃
末候:雷乃発声(かみなりすなわちこえをはつす)3月31日から4月4日頃
ご存知の方も多いと思います。
エスディージーズ。と読みます。ご存知ですよね。最近新聞やニュース、企業の間で騒がれているので耳にすることが多いと思いますが、恥ずかしながら個人的に理解度がかなり低かったのですが、今回お誘いを受けて、このSDGsの本質を理解するという目的の元、ある勉強会に参加してきました。
このSDGs。
Sustainable :持続可能な
Development :開発
Goals:目標
持続可能な開発目標の英語の頭文字を取っています。SDGでいいじゃないというツッコミは置いておいて。。
このSDGsは2015年9月の国連サミットで全会一致で採択された、国連加盟国193か国が2016年から2030年の15年間で世界で達成するために掲げられた目標のことです。こちら採択されたのを記念して、国連に映し出されたプロジェクションマッピングです。
この目標は17個あり、この17個にそれぞれ具体的な169の指標(ターゲット)が設定されており、この指標を定期的にチェックしながら、17個の目標を2030年までに達成していこうというものです。
細かくみていくと非常に難しい内容になってしまうのですが、今回の勉強会ではこのSDGsの大枠の本質を理解するために、カードゲームを使って行われました。
詳細上のURLをご参照いただければと思うのですが、
プレーヤーが与えられたお金カード、時間カードを使って、プロジェクトカード(事業活動)を実行し、事前に与えられたそれぞれの目標(お金カード何枚以上、時間カード何枚以上)を達成します。
がメインなのですが、このゲーム面白いなと思ったのが、各プロジェクトを実行すると、世界の状況メーターとよばれるものがその都度変化します。
状況メーターとは、経済、環境、社会にそれぞれ数値がわりあたえられており、プロジェクトカードにより変化していきます。
またこの状況メーターの数値により、実行できるプロジェクト、そうでないプロジェクトが発生します。
どのプロジェクトを実行し、お金カード、時間カードを使いながら、状況メーターを変化させていくのかはプレーヤー次第です。そしてプレーヤーは自分たちだけのことを考えればよいのではなく、周囲のプレーヤーとの交渉、協力など関係をもってプレイしていきます。
このゲーム上での経済、環境、社会のそれぞれの数値が、今回のSDGsの大きな17目標であり、これをどのように実現していくかということがとても重要です。
このカードゲームを体感してみて感じたことや、緑を使った事業を行なっている私たちにどのように関係性をもてるかなと考えたことなど、次週のブログで書きたいと思います。
*画像抜粋:https://imacocollabo.or.jp/