2019年も半年が終わり、7月に入りました。後半戦です!
先日の記事の中で、半年の穢れの祓について書きましたが、7月に入ると、新しい節気が始まります。
今年の七夕は曇が少なく、空に輝く星がとても綺麗でした。小さな娘二人と一緒に、織姫と彦星はどれ?どれ?といって、あれかな、これかな、と空を見上げていました。子供の頃はどんな小さな事でも新しい出来事ばかりで、その日その日の出来事が楽しみでしたが大人になるに連れて、そんな気持ちも忘れがちになりますね。星に詳しく無いため、最終的にはどれかはわからなかったのですが、たまには空を見上げて、星空を見るのもいいもんだなと感じた夜でした。
諸候:温風至(あつかぜいたる)7月7日から7月11日頃
次候:蓮始開(はすはじめてひらく)7月12日から17日頃
末候:鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)7月18日から22日頃
先日、兵庫県の須磨にいってきたのですが、(もちろん仕事です笑)
梅雨とは思えないぐらい、海が綺麗で海開き目前といった様子でした。
暦の上では梅雨があけるかあけないかという時期です。この季節は、心地よい晴天が続いたとしても、再び梅雨のような状態に戻ったりしますので、このことを戻り梅雨とか、返り梅雨と呼びます。
この季節は李(すもも)や茄子や素麺が美味しい季節です。我が家でも子供たちがすももをすっぱいといいながら、美味しそうに食べています。
私たちへのご依頼は本当に様々です。
お庭づくり=外、というイメージがありますが、時には店舗の中のお仕事をさせていただくことがあります。
少し前に平木の記事にてご紹介させていただきましたが、お庭の要素を取り入れた看板を作りたいとのご依頼でした。京都駅地下街ポルタの中にあるマールブランシュ様の新店舗です。先日別の用事があり、側を通ったのですが、天然の京都鞍馬石を使っていることもあり、小さいながらも存在感がありました。この石も形をえらび、看板の足元にふさわしい、そして土台としての役割となるように考えられています。
今月末頃にとりかかる予定の別物件の石材の確認にもいってきました。まだ詳しいことはお伝えできないのですが、こちらのプロジェクトも外ではなく、お店の中に、石そのものの形の良さを活かし、他には無い空間演出がされる予定です。こちらも改めてご紹介させていただきますね。
今回ご紹介をさせていたただきました石材を始め、私たちの仕事は植物、樹木、竹、木材などを中心に天然素材を扱うお仕事です。最近ではその天然素材に変わる施工性・利便性・耐久性にすぐれた製品がたくさんありますが、この製品を使うことが目的ではなく、この製品の良さを活かして、空間デザイン・庭づくりが大切だと考えています。お客様の要望を丁寧にお聞きし、ここは製品を使おう、この部分には天然素材を使おうと、用途・目的に応じた設計・お庭づくりを心がけています。
どちらの場合においても、その製品の特徴・長所・短所を知る、天然素材の長所・短所を知る、これらの素材のことをよく知り、空間を作り、素材の良さをひきだすことで庭づくりを行い、人々に経験した事の無いような体験・時間を提供していきたいなと心から思います。