近江庭園のお庭トーク | 心惹かれるお庭の力があなたのビジネスに新たなバリューを

その瞬間を楽しんでほしい。

作成者: 寺下 真司|2020年3月3日

昨日は3月3日。お雛まつりでしたね。

コロナウィルスの影響で、3月5日から幼稚園が休園になることが決まり、
授業参観をはじめ、様々な行事が中止になりました。
でも娘たちは雛あられが目当てなのか、雛祭りというお祝いのイベントを楽しむことができたようです。

我が家でも今年初めて、雛人形を長き眠りから起こし、飾り付けを行いました。

この人形は私の姉のモノで、購入してから40年以上の月日が経ちました。

いざ、飾り付けを行おうと思い、押入れから、ゴソゴソと引っ張り出してきて、
お雛様・お内裏様たちが虫やネズミに食べられていないかととても心配していたのですが、
全く問題ありませんでした。

 

休みの日に、娘たちとこれはどこにおく、これは何?といった会話をしながら飾り付けを行ったのですが、
完成品としての飾ったものを楽しむ、見るだけでなく、飾り付けをするという時間が子供等にとっても記帳な経験になるといいなと思いました。

 

完成品のお庭とお庭ができるまでのストーリー


お庭づくりにおいても同じことが言えるなと思います。
松本が弊社のお庭づくりの様子をお伝えしていますが、完成品のお庭としての美しさだけでなく、お庭ができるまでの様子をお伝えすることで、瞬間瞬間の変化、また一つ一つの工程が積み重なり、人々の心を動かすお庭の力、魅力を一人でも多くの方に知って欲しいと考えています。

完成までにはどの現場も本当に様々なストーリーがあります。
正直なことをいうと、回り道をしてしまうことも多々あります。

ただ一人一人の技術者が最後まで諦めず、とことん向き合い、自分たちの思いを込めて、
出来上がった空間・お庭のもつ力ははかりしれません。

今、コロナウィルスの影響で、様々な部分で制限のある生活をされている方がほとんどだと思いますが、
少しでも季節の移ろいや、何事もなかったように綺麗に花を結ぶ植物、また思いのこもったお庭が
一人でも多くの人の心を動かすことができたらいいなと思います。