ちょうど今は小満という季節にあたり、その中でも紅花栄(べにばなさかう)という時期にあたります。
紅花の花が盛んに咲く時期で、紅の染料の材料として重宝されてきた紅花が黄色の花を咲かせます。
またこの時期にはテントウムシもたくさん見られ、我が家の娘たちは大はしゃぎです。
玄関前の小さなカシの木の葉っぱにとまり、幼虫から成虫に成長しようとしている姿を娘たちは毎朝出かける際に観察をしています。
さて、私たちの会社は滋賀県大津市に位置しており、滋賀県の中でも京都に近い場所でお仕事をさせていただいています。そんなことも関係あるのか、出会ったばかりのお客様からはお寺さんとかも多くされているのですか?と質問を受けるのですが、私たちはいくつかのお寺に出入りをさせていただいております。その一つが地元の法光寺というお寺です。
地元ということもあり、数えられないほどの年月のお付き合いをさせていただおりますが、境内の中には様々なお堂と仏様があります。昨年ご依頼を頂戴し、設置させていただいたのが、この8人の仏様と12体の干支。
この8人の仏様と12体の干支は対になっていて、それぞれの干支を仏様がお守りしています。
そのことから、八尊仏もしくは干支守本尊などと呼ばれています。
千手観音菩薩 :子
虚空蔵菩薩 :牛・寅
文殊菩薩 :卯
普賢菩薩 :辰・巳
勢至菩薩 :午
大日如来 :未・申
不動明王 :酉
阿弥陀如来 :戌・亥
みなさんの生まれ年により、干支は違いますよね。
この8人の仏様が一人一人持って生まれた良き部分を伸ばし、悪い部分を抑えてくれるように守ってくれるとされています。
全国の各地に、この8人の仏様と干支のあるお寺があります。
いくつかご紹介をさせていただきますね。
それぞれのお寺により仏様の形・大きさ・表情・お参りの仕方もそれぞれです。
お近くのお寺にもあるかもしれませんので、一度調べてお参りをされるのもよいかもしれません。
京都 宇治 宝前院 http://www.hozen.or.jp/eto/
東京都 高尾 高乗寺 https://4travel.jp/travelogue/10446590