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思いは国境を超えて伝わる

作成者: 寺下 真司|2019年9月10日

9月に入り、秋に一歩一歩近づいている、はず?

ですが、毎日厳しい日差しで、熱い日々が続いています。

朝夕の気温差も激しい季節でもありますので、どうぞお気をつけください。

白露(はくろ)

朝夕と日中の気温差により、大気中にある水蒸気の粒が冷やされて、草花に梅雨が宿る季節です。

この時期に少し早起きをして草花の露に触れることで、自然の中で生まれた水のパワーを肌で感じることで運気が上がると言われています。

 

初候:草露白 くさのつゆしろし  9月8日〜12日頃

次候:鶺鴒鳴  せきれいなく 9月13日〜17日頃

末候:玄鳥去  つばめさる 9月18日〜22日頃

 

露は「月の雫」とも呼ばれます。かつて、露のメカニズムが解明されていない時には、露のことを月の落とした雫だと思い、こう呼んでいたようです。なんとも日本らしい季節の状況を表す言葉だなと思います。

 

思いは国境を超えて伝わる。

さて今日の本題です。

先週、1週間中国に出張にいってきました。ちょうど3年前にある会社からの依頼で中国での庭づくりのご依頼をいただき、今回別の観光エリアの庭づくり(ランドスケープといったほうが正しいかも)の再度ご依頼をいただきました。

中国語を話せる訳ではないので、通訳さんを介してのやりとりなのですが、ある打ち合わせの席で、嬉しいお言葉を頂戴しました。

「今でも鮮明に覚えています。庭づくりをしている技術者が、目の前の一つ一つの仕事に一生懸命に取り組んでいる姿は素晴らしかった。」

当然、本人とお客様のやり取りはあまりなく、頻繁に見にこられた訳ではないのですが、私たちの姿がそのようにお客様の目に写っていて、数年経った今もこのように覚えていただいているんだと思うとすごく嬉しい気持ちになりました。

とはいっても、まだまだやるべきことはたくさんあります。

目の前の仕事に精一杯の思いを込めつつ、お客様に喜んでいただける庭づくり・空間づくりに精進いたします。

 

*今回のプロジェクトの一部となる展望台です。下は怖くて観れたもんじゃありません笑。