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清浄明潔 せいじょうめいけつ

作成者: 寺下 真司|2019年4月9日

4月も第2週に入り、入学式、入園式、異動など新しい生活を始められている方も多いのではないでしょうか。日に日に少しずつ暖かくなっていますが、それでもまだ寒い日があったりと寒暖の差は本当に大きい季節です。また近年は大陸からの黄砂、スギ・ヒノキの花粉などに悩まされている方も多いのではないでしょうか。私自身はそこまでひどくないのですが、マスクをされている方を多く見かける季節です。体調にはくれぐれもご注意ください。

弊社の枝垂れ桜も少しずつ咲き出しています。枝垂れ桜は普通の桜に比べると若干遅く開花します。この枝垂れ桜は、名前に紅’とつくだけあって、非常に濃いピンク色の花を咲かせます。

つばめ。

さて、4月5日からは清明(せいめい)と呼ばれる節気です。

清明とは清浄明潔(せいじょうめいけつ)という言葉を省略したもので、いろいろな物が清らかで生き生きとしている様子を表す言葉です。

初候:玄鳥至 つばめきたる 4月5日から9日頃
次候:鴻雁北 こうがんかえる 4月10日から14日頃
末候:虹始見 にじはじめてあらわる 4月15日から19日頃

ちょうど今は「玄鳥至 つばめきたる」という時期にあたりますが、昔からツバメが巣を作ると幸せがその家に訪れるという言い伝えがあります。このツバメがヒナを育てる姿をみて、人に優しく接することを心がけるといいそうです。これに繋がることなのですが、先日も社内研修の中で、「誠実」と「素直」という言葉を改めて学習しました。

 

この2つの言葉の意味、ご存知ですか。

 

誠実とは、まじめで、人やモノを大切にすること。

素直とは、ありのままの自分を認め、飾らず、まっすぐであること。

 

深いですね。

 

特に人やモノを大切にすること。

 

あなたの目の前にいる人は誰かの大切な人。

 

深いです。

 

どんな人でも初対面の人には丁寧に接しますが、多くの時間を一緒に過ごしていると、近くにいる人には特に雑な接し方をしてしまいますね。4月という新しい時間のスタートとなる時期だからこそ、少しでもいいので、気をつけないとですね。

 

京都は今さくらまっさかり。これから京都にこられる予定の方はくれぐれも混雑していますので、ご注意を。。

弊社近くのサクラも今が満開。これから花が散り、きれいな緑色の新緑の季節です。楽しみですね。