2019年もあと1週間ほどになりました。
今年はみなさまにとってどのような一年だったでしょうか。
例年とかわりなく?、私にとって今年もあっという間でした。。
これから本格的に寒さも厳しくなり(なるはず・・・)ますが、この冬至を境に夜は短く、昼や長くなっていきます。つまりこの時期を境に、寒さにより眠り入っているまた、活動を停止している状態のものが天地からエネルギーを得ることで、少しずつ回復をしていきます。
初候:乃東生 なつかれくさしょうず 12月22日〜26日頃
次候:麋角解 さわしかのつのおつる 12月27日〜31日頃
末候:雪下出麦 ゆきわたりてむぎのびる 1月1日〜1月5日頃
この時期の私たちの仕事は、お正月をここちよい気持ちで迎えていただくためにお庭の手入れをすることで日々忙しくしておりますが、私は現場仕事を離れて、2020年の初仕事のために、ある場所を訪れていました。
実際の仕事は京都市内のあるお店の中なのですが、たくさんの訪れる人々のこころを動かす空間というのはどういったものか、またこの場所から得られることは多いはずと、飛行機乗っていってきました。
今年は例年に比べて雪が少なかったこともあり、訪れる人は少なかったのですが、春・夏・秋は本当に人、人、人でごったがえすそうです。そして春・夏・秋は山々の木々の葉が生い茂っているため、非常に青々として美しい、また秋は紅葉よりも黄葉する樹木がおおいため、美しい情景が目の前に広がるようです。ですが、今回のように木々が落葉したあとは、冬にしか見れない情景・石の壁などももあるとか。
雪は少ないと言えど、やはり山奥の自然なので、水は氷り、植物は雪に覆われ、見る人にとっては少し寂しく感じるかもしれませんが、限られた時間の中でも多くのことを学ぶことができました。機会があれば違う季節にもぜひ足を運んでみたいですが、人混みを避けられるといいなと思います。