近江庭園のお庭トーク | お庭のプロが厳選するお庭づくり・盆栽づくりのための季節の花だより

ガーデニングによる夏のお部屋の暑さ対策

作成者: GardenPorter|2015年7月18日

 今回は、植物(ガーデニング)で夏の暑さをやわらげる方法をお話ししたいと思います。

★アケボノフウロ(曙風露)

  草丈・・・20㎝〜40㎝

  花期・・・4月〜7月

   紫色の小さな花がとても可愛い。雨露がさらに可愛さをアップしている。

 

 木陰(緑陰)は、建物の影や葦簾(よしず)の遮光とかと違い、とっても心地よく、涼しさが違うのです。それは、葉っぱの中の水分の蒸散作用によって、そこの気温が少し下がると言われています。また、遮光している葉っぱが水分を含んでいるからなのか・・・はっきりとした理由は説明できませんが暑い夏の日に木陰に入って体験してみるとはっきりとわかります。

 この効果を、ガーデニングでお部屋の暑さ対策をしましょうというのが今日のお話しです。ガーデニング(お庭づくり)ではポピュラーな方法です。南面の窓や西日の当たる西面の窓のすぐ前に樹木を植えるのです。特にはき出しの窓(床面から高さが1.8mくらいの高さのお庭に出入りができる窓)の前に植えると大きな効果を得ることができます。樹木の大きさは、お庭の地面から窓の高さを1mくらい超える高さがあるとベターです。そして、植える木の種類は落葉樹です。なぜなら、落葉樹は冬の間葉っぱを落葉(おちば)としてすっかり落としてしまい、寒い冬には暖かい陽光をお部屋に差し入れることができ、少し暖かくなった春先に芽吹き、暑い夏には再び葉っぱが茂り木陰をつくり、お部屋の中は、心地よく暑さが緩和されるという天然の優れものです。何回考えてもよくできていますよね。感心します。そのうえ、秋には紅葉も楽しめるという特典が付いてきます。もう絶対にのがせませんね!

 その樹木は、単木(たんぼく)という幹が一本の木よりも株立ち(かぶだち)という地面から生えている幹の数が3本から7本ほど立っている木を植えるほうがととてもいい雰囲気になります。株立ちの木だと窓の真ん前に植わっていても幹の線が細く、幹の線形も柔らかい感じで涼しげだからです。ちょうど日本家屋の引き違いの縦格子扉越しに外の通りを見るような感じです。

 

 マンションのベランダ等の場合は、蔓(つる)植物をプランターに植えて、ネットに這わすことによって木陰の効果を得ることができます。ネットは10㎝角くらいののマス目のものがいいと思います。蔓植物も常緑の植物では冬の季節に影ってしまいますので、ゴーヤやヘチマなどの一年草の秋には取り去ってしまえる植物がてきしています。

 ネットは、突っ張りポール2本を左右に床と軒に突っ張るように縦に設置するとネットを上手に張ることができます。

 

 山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、ただいまリニューアルオープンの準備中です。

 

8月下旬リニューアルオープン予定です。