今日は、ガーデニング初心者の方に化成肥料についてお話しをします。
★電話の傍らに飾られたニシベツコバコケモモ(西別小葉苔桃)
ちっちゃなかわいい花が咲きます
鉢の表面はハイゴケ
・草丈・・・5㎝〜40㎝(写真:8㎝)
・花期・・・4月〜5月頃
・価格・・・¥600― (税抜き)※鉢代・苔・送料を含みません。
植物にとって必要なものは、
A 土
B 水
C 空気
D 光(日光)・・・ちなみに電球の光で野菜を栽培している会社もあります。
E 適度な温度
F 栄養分
A〜Eについては、自然の恵みによって与えらてれているので特別用意しなくてもいいです。ただ、今の時期、夏の暑い季節には、自然の雨だけでは水不足になりますので、水やりをしましょう。(昨日のブログを参照してください)残りの「F栄養分」は、お庭や鉢植えの植物は人の手で与えてあげないと栄養不足になってしまいます。
では、なぜ林や森、山の植物は肥料をやるわけでもないのに生き生きとしているのでしょう?
それは、山などでは落ち葉や落ちてきた小枝が地面に堆積し、虫や微生物、バクテリアがそれをえさにして排泄物を出し栄養へと変化し雨水によって土中に浸透して根っこから木々や草花が吸収するのです。
自分の落とした葉っぱが、長い時間を経て自分の成長の助けになっているということです。
お庭や鉢植え植物は、落葉を掃除してしまうので肥料をやらずに放置しておくと栄養不足になってしまいます。だからといってお庭の落葉を放置しないでください、自然と同じ環境にまでに至るには何十年もかかりますし、第一お庭とは言いがたいものになってしまいます。
では、栄養は何をあげればいいの?
それは、元素でいうと窒素(チッソ)とリン(リン酸)とカリ(カリウム)の三つで、これらは最も大量に必要とされる肥料の三要素です。
市販の化成肥料(化学肥料)は、三要素のうちの一種類だけ入っている単肥と二種類以上が含まれている複合肥料とがあります。
袋に「8-8-8-」とか「6-4-3」などの数字が表示されていて、これは、窒素・リン・カリの順番に含有率を表しています。
「6-4-3」なら、窒素が6% リンが4% カリが3%含まれていて、肥料100g中に窒素が6g リンが4g カリが3g含まれていますよということになります。
窒素・・・特に葉っぱや茎を成長させます。
リン・・・開花、結実に必要な栄養素です。
カリ・・・根っこを成長させます。
それぞれの部位によって必要な栄養素が違うということです。
参考までに、市販肥料をご紹介します。
・芝生には、バーディターフ(8-8-8)をまきます。
・草花には、マグアンプK(6-40-6-15)最後の15はマグネシウムを表します。
・樹木には、まるやま1号(6-4-3)
やる量、効く期間、は発売元の説明書きを参照ください。
※マグネシウムは葉緑素を構成します。
ぜったいにこの肥料でないといけないということはありませんので・・・
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