一昨日と昨日に引き続き、芝生広場のあれこれ(メンテナンス)をお話します。
昨日のブログの実践編で芝生を実際に張り終えるところまで行きましたので、次のステップは、メンテナンス(維持管理)です。つくったものは維持しなければいけません。ほったらかしはいけません。
★色とりどりに咲き誇るポーチュラカ(和名:ハナスベリヒユ)
暑さや乾燥に非常に強いので真夏の花として楽しむのに初心者におススメ。
神戸の三の宮で花の植え替えの仕事があり、仕入れました。
・草丈・・・地表を這う。
・花期・・・5月〜10月
日々のメンテナンスと言えば水やりです。張りたての芝生(張ってから1年未満)は毎日水やりをしたいものです。特に夏場は、早朝に1回、日没前後に1回、ホースの先についたガン形のノズルのシャワーノズルで目土が流れたり、土が掘り起こされたりしない様やさしく満遍なく水やりをしてください。水道ゴムホースの先にスプリンクラーをつけて水やりをするのも方法の一つです。スプリンクラーを芝生の中央付近に置いて蛇口をひねる。しばらく時間が経ったらスプリンクラーの位置をずらして今度は水のかかっていない所にかかるように設置する。その繰り返しです。スプリンクラーを活用すると他の用事を同時進行ですることができます。例えば水の飛んでこない所の芝生の草引き、これなんかは最適な方法ではないでしょうか。水やりができて、雑草もなくなる。日々どんどん加速して芝生広場が美しくなっていきます。かなり理想的と言えるでしょう。
★簡易式のスプリンクラー
水をまいている様子。
散水の方向が順次回っていく、ある角度に来ると、ターンする。その繰り返し。
散水する扇型の角度は自分で簡単に調整できるようになっている。
水道のゴムホースを差し込んでつなぎ、蛇口をひねるだけ!
今お話しした、草引き(草取り)は日々のメンテナンスであり、現実的なところから言うと週ごとのメンテナンスです。雑草が生え切ってからの草引きは困難を極めます。はっきり言っていやになります。ちょ〜っと生えかけた産毛のような雑草を見つけたら、日々抜くことで、美しい芝生が維持できます。女性のお顔のケアも日々行いますよね。同じことです。気にかけてあげるとどんどん美しくなります。放っておくとどんどん・・・なってしまいます。毎日草引きはなかなか出来ないので、「何曜日に1時間する」とか計画を決めてやるのもいいでしょう。私の知っている芝生大好きなご主人は毎週日曜日、お庭の芝生広場にべったりと座り込んでの草引きをしているそうです。まあそれはみごとな芝生広場です。しかもそれを30年間維持されているのです。プロの造園屋さんでも頭がさがる思いです。
草引きのポイントですが、地際で雑草を引きちぎらないで根っこごと抜きとる。大事なことです。根っこが残っていると、またそこからにょきにょきと雑草が頭をもたげてきますからね。また、草引き作業前に土を水でしっかりと濡らしておくと、土が緩んで雑草を抜くときに入れる力がずいぶんと少なくてすみます。雨上がりなどは最適ですね。
・「水やり」のことを業界用語で灌水(かんすい)や潅水(かんすい)と言います。
・「草引き」や「草取り」のことを、除草(除草)、人力除草、抜根除草(ばっこんじょそう)と言います。
明日は月々のメンテナンスを紹介したいと思います。お楽しみに!
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