今日は、ガーデニングや庭いじりでの剪定道具の日ごろのメンテナンスについてお話します。
★ミヤギノハギ(宮城野萩)花が咲き始めました。
花の色合いと葉っぱの色合いがけんかしていない。
学名・・・Lespedeza
草丈・・・1m〜2m
花期・・・7月〜10月
秋の七草のひとつ
作業時は腰に道具をつけましょう。これを腰道具といいます。
腰道具をつけておくと、作業中に細い枝や太い枝に適した道具ですぐに対応でき作業がスムーズに進みます。道具を腰につけないでとっかえひっかえするのはたいへんです。
★腰道具
左から 鋸(のこぎり)、木バサミ、剪定バサミ。
剪定や摘芯等の作業を終えた後は、ハサミのお手入れをその日のうちにしておきましょう。
ハサミの刃に植物のヤニや細かい切りくずが頑固にこびりついていれば、バケツに水を汲んで、ハサミを開いた状態で、水の中にボチャンと30分も浸けておけば、柔らかくふやけて楽にこそぎ落とすことができます。
★両手バサミに植物のヤニが付着している。
★付着物の拡大写真(コピコピ)
★ヤニを水につけてふやかす。(30分くらい)
★きれいなりました。
★コピコピのヤニがすっかりとれました。
雨の日にわざわざ庭いじりはしまいと思いますが、突然の夕立ちに見舞われたなんて時には、道具はびちゃびちゃになってしまいます。このまま道具をしまっておくと、今度「さあ、庭作業をしましょう!」というときには、ハサミや鋸(のこぎり)がサビサビなんていうことになってしまいます。刃先が錆びると刃を研ぎ直すのにたいへんな労力がいるのと、刃もちびってしまいます。
ですから、水気は乾いた雑巾等でぬぐい取り、その後、油分を塗布しましょう。錆止めスプレーをシューっと吹きつけるのが手軽にできておススメです。
ハサミを握って閉じたり開いたりを数回繰り返してみて刃と刃の間が透(す)いていないか、また、握るとき、開きときのハサミの動きがスムーズか? 力を入れないと閉じないようであれば、ねじが締まりすぎていますので、工具で緩めましょう。
緩める目安は、90°を基準に左にねじを回しましょう。そして動きがスムーズになたかどうかを確認します。まだ、動き具合がいま一つしっくりこなければ、もう一度、同じように90°ねじを緩めましょう。
★刃と刃がガタついていたら右へ回す。(時計回り)
力を入れないとハサミが開かないようなら左に回す。(反時計回り)
参考記事▶http://gardenporter.hatenablog.com/entry/2015/08/24/154721
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