日本酒の一升瓶を利用して、手作りのガラスの植木鉢に挑戦してみました。
★一升瓶を加工した鉢 ショウキハナセキショウ(鐘馗花石菖)とモミジ
学名・・・Tofieldia nuda
草丈・・・20㎝〜60㎝
花期・・・6月〜8月
用意するもの
- 空になった一升瓶
- タコ糸・・・70㎝くらい
- 灯油(50ccくらい)
- ガラス切り
- ダイヤモンドやすり
★ラベルをきれいにはがした一升瓶
作り方
- 一升瓶のラベルをきれいにはがす。(水につけてふやかすと取りやすい)
- ガラス切りで一升瓶に筋を入れる。(水平に筋を入れる)
★ガラスカッターでガラス面に筋を入れる。
★ガラスカーターで筋を入れた。
- 灯油を浸み込ませたタコ糸を筋を入れたところに巻つけて結ぶ。
- 火をつけて一升瓶をタコ糸の播いている方向にくるくる回す。
- タコ糸の火が消えたら、すぐにタコ糸の部分を流水で冷やす。→パカッと割れる。
- 割れなければ、再度灯油を浸み込ませたタコ糸を巻き直して、火をつけ・・・冷やす。
- 割れた切り口を素手で触っても怪我をしないようにダイヤモンドやすりで角を丸める。
- 鉢底に水抜き穴をあける。 ★鉢底の水抜き穴あけ前。 ★鉢底の水抜き穴があいた。
- 土を入れ、植物を植え付けて、ハイできあがり。
やってみて感想
これを作ろうと心に思った時はもっと簡単にできるかなと思っていたのですが、なかなか思うようにはうまくいきませんでした。
- ガラス切りでまっすぐ均一に筋を曲面に入れるのはたいへんむつかしい。
- タコ糸に一周に一気に火がつかない。灯油よりもオイルライターのオイルの方がよ いのではなかろうか?
- ガラス切りで筋を入れた通りにはパカッと割れてくれなかった。切り口をグラインダーでずいぶん修正した。
- 鉢底の水抜き穴をあけるのもまたひと苦労でした。一升瓶の底はガラスの厚みが分厚く作られていることが分かった。
- 緑色のガラス瓶で作ると植物の色と同化していまひとつパッとしない。
これを肥やしに次に活かしたいと思います。
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