昨日のブログで瓦がガーデニングにも使えることがなんとなく伝わったかと思いますが、今回はガーデニングとしてもっと気軽にできる、瓦を使った寄植えを実際に作っていきます。
使用する瓦はこちら。
「巴瓦(ともえがわら)」と呼ばれるもので、筒状の丸い形をしています。
ちなみにこの瓦紋は巴紋とよばれ、水を意味することから防火として多く用いられたそうです。
会社に昔からずっと置いてあったものらしく、いい感じに苔むしています。
それでは作っていきたいと思います。
瓦の寄植えづくり
まず、瓦に底穴を開けます。
・・・のはずでしたがすでに開いていました。
廃材の瓦なので、恐らく施工時に開けたのだと思います。新品の場合・・・まあわざわざ新品の瓦を買って寄植えに使う人はなかなかいないと思いますが、ドリルで穴を開けましょう。
そうしたら自分のセンスを信じ、いい感じになるように配植していきます。
最後にハイゴケで土の表面を覆ったら・・・完成です!
作り終わったら、乾いている恐れがあるのでたっぷり水をあげてください。
使った山野草はイロハモミジ、ナンキンハゼ、アカバナダイモンジソウ、ヒメヨメナ、オウゴンセキショウ、ユキノシタです。
私は緑のコケに真っ赤なモミジの葉が落ちているのがなんともいえず好きで、そんなイメージで紅葉するモミジやナンキンハゼ、真っ赤な花のダイモンジソウを選びました。
モミジ、キクなど秋丸出しのベタな感じで寄植えしてみましたがどうでしょう。
しかし瓦と山野草、合いますね。コケ盆栽などでも、瓦を器に使えばかっこ良くキメてくれると思います。
以上、瓦を使った寄植えでした。参考にしていただけたら嬉しいです。
記事・・・飛田亮
山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、9月11日にリニューアルオープンいたしました。
よろしくお願いいたします。