今回は、滋賀県長浜市にある鶏足寺を訪ねたことを書いていきます。
鶏足寺は現在廃寺となっていますが、紅葉の名所として有名で、この時期になると連日たくさんの人で賑わいます。
今年の紅葉は木々の色づき具合がまばらで、例年よりも見劣りすると言われがちですが、鶏足寺はどうだったのでしょうか。早速紹介していこうと思います。
ここは石道寺。鶏足寺に行くには大きく2つのルートがあるようで、私は石道寺を経由するルートにしてみました。この2つのお寺はすぐ近くにあります。
すでにちらほらと紅葉したモミジが目を楽しませてくれますが、どうしても気になったのがこの刈り込み。
石積みの間にサツキが丸く刈り込まれているのはよく目にしますが、石道寺のは平たく刈り込まれていました。
なんか座れそうですよね。
樹木の幹によく付いている「サルノコシカケ」みたいで、不思議な感じがしました。
石道寺の脇の山道を上っていきます。
すでに落葉しているところもあり、紅葉は控えめな感じでしたがキレイでした。
先ほどの石道寺を見下ろすとこんな感じ。
登りきったところに一本、大きなモミジが。
この木が最も色づいていました。
この茶畑を超えた所に、あの有名な鶏足寺の参道があります。
茶畑を見ていると今にも開花しそうな「チャ」の花がありました。
チャもサザンカと同じツバキ科の仲間なので、この時期に咲き出します。
ここが赤い絨毯で有名な鶏足寺の参道です。
どうやら今年は天候と時期に恵まれなかったようで、絨毯は見れませんでした・・・。
でもせっかく来たので参道を進んでいきます。
参道を上から見るとこんな感じ。
この道が真っ赤に染まったら綺麗でしょうね。来年こそは見てみたいです。
帰り道には「ゴンズイ」の実や、
「サンショウ」の実もなっていて秋を充分に満喫できました。
さて、ここからは番外編なのですが、鶏足寺の近くにとても魅力的な神社を発見しました。
ご覧の通り、参道が一面苔に覆われています。
紅葉の赤とのコントラストがとても美しかったです。
これは恐らく灯籠盤「雪吊り」ですかね。初めて目にしました。この地域は雪が積もるんですね。
この「横山神社」を見に来ている人は私以外誰もいなかったので、完全な穴場スポットだと思います。
苔好きな方は、鶏足寺を訪れるついでにぜひ足を運んでみてください。
以上、鶏足寺でした。
記事・・・飛田亮