近江庭園のお庭トーク | お庭のプロが厳選するお庭づくり・盆栽づくりのための季節の花だより

☆新商品入荷&正月の寄植え予約開始しました☆

作成者: GardenPorter|2015年12月2日

本日は木曜日!ということで新商品が入荷しております。

本日入荷したのはこちら。

カンギク、ヒナソウ、白花ヒナソウ、ヤブコウジ、オオタツナミソウ、サンジソウ、クモマグサ「紅小町」の計7種です。

そして今月から、お正月に向けての寄植えの予約が開始しました。

12/20までご予約承っておりますので、ぜひこの機会に正月をめでたい草花で飾ってみてはいかがでしょうか。
というわけで今回は、正月の寄植えの紹介をしていきます。

正月の寄植え

 

手づくり竹かごについて

一本一本ひごを引き、一つ一つ丁寧に編み込んでつくりました。
「四海波花籠(しかいなみはなかご)」と呼ばれ、本来はかごの中に竹の一輪挿しを置いて楽しむものですが、思い切って寄植えしてみました。
すぐに腐食しないように、よく水をはじく竹ひごの「皮」部分のみを使い、尚且つニス加工を施してあります。
かごの底部はミズゴケを敷いてあるので、土がこぼれたり、水が大量に滴るなどの心配はありません。

草花について

クロマツ、ナンテン、ヒメヤブコウジの3種の草花が植わっています。
縁起ものとして知られるクロマツ、ヒメヤブコウジ。「難を転ずる」といわれるナンテン。そして「松竹梅」の竹の部分は竹かごが担っています。(梅はサイズの問題で入りませんでした;;)
表土はヤマゴケで覆ってあるので、まるで竹かごに入った苔玉のようにも見えるかと思います。

その他

竹かごの縁の部分にフックなどをかければ、ハンギングとしても飾ることができます。こ
玄関先に飾れば、きっとご家庭に福を招いてくれることでしょう。
3種とも丈夫な植物なので、手入れにはさほど困りません。
冬季は2日に1回程度、それ以後は乾燥具合を見て1日1〜2回程度たっぷりと水やりをしてください。

日照は明るく風通しのいい半日陰が適しています。夏期の強い陽ざしには注意してください。

ぜひこの一風変わった正月の寄植えで、正月を楽しんでみてはいかがでしょうか。

記事・・・飛田亮