近江庭園のお庭トーク | お庭のプロが厳選するお庭づくり・盆栽づくりのための季節の花だより

クリスマスに向けて、ナチュラル素材でリースをつくってみよう!

作成者: 飛田|2015年12月7日

どうも皆さん、もうすぐクリスマスがやって来ますね!

この時期はきっとご自宅をイルミネーションで飾ってみたり、屋根裏からクリスマスツリーを出してきたり、プレゼントやケーキの準備をしたりなどいろいろ忙しい方もいらっしゃると思います。

そうでないかたも、今年のクリスマスは例年よりもうひと工夫プラスして、おおいにクリスマス気分を楽しんでみてはどうですか?

そこでおすすめしたいのが、クリスマスリース作りです。

植物好きな皆さんなら、きっと身近にある素材で簡単に作ることができると思います。

今日は実際私が作った作品を一例に、作り方を簡単に紹介していきます。

①ツルをとってくる

ナチュラルなクリスマスリースを作りたいので、近くの山に行って素材を探してきました。

こちらは「アケビ」のつるです。柔軟さと丈夫さを合わせ持つことから、リースにはアケビのつるが人気なのだそうです。

とはいえ小さく曲げるには結構固いので、20分程お湯につけてあげると柔らかくなります。

虫や汚れが気になる方は、このとき一緒に洗ってあげるといいです。

このアケビのつるの長さは2.5m程。直径30cmのリースを作るには充分な長さでした。

②丸くする

まず自分の作りたい大きさの輪っかをつくり、2周目からはぐるぐる同じ方向に巻き付けていきます。

最後は適当に絡ませて完成です。

③好きな素材をあの手この手で付けていく

自分の好きなクリスマスらしい素材を、リースに付けていきます。

先ず私が選んだのは「コニファー」です。王道ですね。

縄でグルグルと巻き付けていきます。

本場のクリスマスツリー「モミノキ」の小枝もつけて土台はこんな感じになりました。

もちろん全部緑で覆ってもいいのですが、アケビのおもしろい枝ぶりを楽しみたいのであえて間をつくりました。

それにこの方がナチュラル感がでると思います。

お次は定番の松ぼっくり。スプレーで色付けしてみました。

最初ワイヤーで取り付けたのですが少し不安定だった為、グル―ガンを使いました。

ちなみに赤紫色の実は「カラスザンショウ」。山で偶然見つけました。

色も香りも素敵な素材です。

シックな色合いと遊び心が同居する「大人のクリスマス」みたいな感じになりました。(笑)

ですがまだ完成ではありません。

これにクリスマスカラーには必要不可欠な赤色を入れればできあがりです。

いろいろ悩みましたが、今回は今見ごろの「ヒメリンゴ」を使ってみることにしました。

そうしてできあがったのがこちらです。

一気にクリスマスっぽさがでました!

作ってみた感想は、自分でリースを作ることによって、クリスマス気分が一層盛り上がるのは間違いなしです。

あとリースを作っているときも楽しいですが、素材を集めているときが童心に帰った感じがしてすごく楽しめました。

ぜひ皆さんもクリスマスリースを作ってみてください。

記事・・・飛田亮