前回に引き続き、東京ディズニーシーを植物に注目して巡っていきます。
7つのエリア別に紹介していくわけですが、前回はメディテレーニアンハーバーを紹介したので、今回はアメリカンウォーターフロントを紹介していきます。
↓前回の記事はこちら↓
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©Disney
20世紀初頭のアメリカの雰囲気を残す、都会と漁村が混在する港町。
刺激的かつゆったりとした時が流れるこのエリアには、いったいどんな植物が待っているのでしょうか。
まず向かったのはマップ左下に位置するトイ・ストーリーの世界。園内で最も人気なアトラクション「トイ・ストーリー・マニア」があります。
とにかく大人気で2、3時間待ちは当たり前。ファストパスも開園直後1時間以内にはなくなります。
写真が夜なのも、朝昼はファストパスとスタンバイの長蛇の列で近づく事ができなかったためです。
まあ私の目的はあくまでも植物なので関係ないですけどね。
夜はイルミネーションが綺麗ですが、おもちゃの世界ということもあり植物は少なめ。
そんな中やっと見つけたのがこのコニファー。
螺旋状に刈り込まれていて、おもちゃの愉快な世界を陰ながら盛り上げてくれていました。
それにしても植物が少なく、見つけたのはこのコニファーと、オオムラサキと・・・
朝一にファストパスの列で見つけた寄植えくらいですかね。
上空にあったため詳しくはわかりませんでしたが、黒葉のニューサイランと赤い花はゼラニウムだったと思います。
さて、この隣には絶叫系アトラクション「タワー・オブ・テラ―」のホテルハイタワーがそびえ立っている訳ですが、
アトラクションの入り口わきにはこんな寄植えが。
バラとコクリュウを使っています。
ゴシック様式の建築と合わせ、ちょっとダークな雰囲気がします。
もし可愛らしいピンク色のバラが咲くならゴスロリっぽくなりますね。
こちらは造花ですが、ホテル内には枯れた植物のオブジェがミステリアスな雰囲気づくりに一役買っていましたよ。
タワー・オブ・テラ―は上手いこと植物を使うことで世界観をより際立たせていると感じました。
ホテルハイタワーの前にあるウォーターフロントパーク。
噴水の近くにある円形の花壇は、見事なドット柄になっていました。
植えられているのはベゴニア・センパフローレンス。冬の花壇の代名詞的存在です。
ちなみにベゴニアって葉挿しできるってご存知でした?
葉っぱを切って土に挿しておくと、ニョキっと新しい芽が出てくるのです。葉で増えるとはなかなかユニークですね。
さてここから北に進むと、ポートディスカバリーに至る道の途中に園内で最も寄植えや花壇が密集する華やかなスポットがあります。
ある有名なキャラクターのショップやショーが見れる場所なのですが、そのシルエットをかたどった寄植えもありました。
まるい顔と大きな耳をかたどったタマリュウ。可愛らしいですね。
周りは黄色と赤が目立つカルーナ・ブルガリスで縁取られています。
こちらはシバでシルエットを。周りをピンクのプリムラ・ジュリアンで縁取っています。
さあ、このキャラクター、皆さんもうおわかりですね?
そうです。
ダッフィーです。
ミッキーだと思った方、気を悪くしないでください。
ちなみに上の写真はレンガの程良いでこぼこ感が可愛いらしいビオラの花壇、下の写真は黄色い筒状花が特徴のツツジ科の小低木、エリカ・パターソニアとヘデラです。
ディズニーシ―の大人気キャラクター・ダッフィーが牛耳るこのエリアはとにかくお花でいっぱいです。
背の高い銀色のエレモフィラ・ニベア、色鮮やかに咲くアネモネ、白いマーガレットの寄植えです。
タルを割ったような鉢も可愛らしいですね。
白いマーガレットとオレンジの筒状花が特徴のシーマニア。
ピンクと黄色のカラフルなマーガレットとビオラ。
よーく見るとビオラの横にクマドウジ(熊童子)が。
小熊の足のように見えることから名付けられた多肉植物のクマドウジ。
テディベアのダッフィーに関連付けているのでしょうか。
白とピンクのクリスマスローズと色とりどりの八重のカランコエ、赤い実が可愛らしいチェッカーベリー。
ストックと紅白のシクラメン。
ドーナツみたいな色とりどりのサイネリアの花壇。
他にもたくさんの花々で溢れていました。全部紹介しきれません。
花の少ない冬ですらこれ程カラフルだということは、きっと年中お花で賑わっているエリアなのでしょう。
ダッフィー好きの皆さんはぜひお花も一緒に楽しんでみてください!
以上、アメリカンウォーターフロント編でした。
来週は残りの5つのエリアを一挙に紹介していくつもりですので楽しみにしていてください。
記事・・・飛田亮