本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは
・鶏尾アヤメ
・クレマチス・ペトリエ
・姫セキショウ
・群青セキショウ
・朧月セキショウ
・オサバグサ
・大花エンレイソウ
の計7点の草花たちです。
昨今はセキショウの人気が凄くて、今はどこのお店も品薄状態なのだそうです。
どうやら中国でセキショウは縁起ものとして知られていて、いわゆる「爆買い」により日本のセキショウがどんどん買われていっているようです。
当店もしばらく売り切れていましたが、今回新たな種のセキショウが入ってきたので気になる方は今のうちに購入することをおすすめします。
さて、今回の商品紹介は鶏尾アヤメとオサバグサについて書いていきます。
アヤメの種類は数あれど、その中でもひと際ユニークなのがこのケイビアヤメです。
ケイビは漢字で「鶏尾」と書くように、小さな葉のカーブする様がまるで鶏の尾羽のように見えるため名付けられました。
早春から初夏まで、赤紫色の大きな花を咲かせます。
草丈の低い小さな草姿の割には大きな花を咲かせることも特徴です。
花色もなんともいえない渋い色合いをしていて、花の大きさと共にかなり目を惹きます。
また花びらには一部白い毛が生えていて、その辺りの色のグラデーションも美しいです。
東ヨーロッパに自生しています。
トルコ〜バルカン半島、ギリシアなどの地中海沿岸に多く分布しています。
コンパクトにまとまるので、花壇や寄植え、草盆栽としても活躍してくれます。
もちろん鉢物として、小さな鉢に植えて楽しむのも素敵ですね。
通常のアヤメは背丈が大きくなるし育てる場所がないという方でも、本種は自宅で気軽に楽しむことができます。
アヤメの花言葉は「よい便り」「メッセージ」「希望」。
贈り物としてもいかがでしょうか。
日当たりがよいところを好みますが、夏期は水切れや葉やけの恐れがあるので半日陰で管理してあげましょう。
水はけの良い環境を好むので、用土は赤玉土や火山レキを混ぜたものを用いるといいです。
シダ類のようにたくさんの切れ込みが入る葉が特徴的ですが、名前の由来もこの葉が機織りに用いる筬(オサ)に似ていることからきています。
春になると30cm程に伸ばした花茎に白い花を咲かせます。
出典:wikipediaより
細い茎にうつむきがちな花を咲かせる様はイワシャジンやバイモのような繊細な雰囲気を感じます。
日陰でも育つので、シェードガーデンにも向いています。
日本特産の植物で、北海道や本州中北部以北に自生しています。
亜高山帯の針葉樹の下に好んで生息しています。
尾瀬の帝釈山に群生地があることで有名で、6月頃にオサバグサ祭りが開かれるそうです。
冷涼な環境に自生しているため、平地の夏の猛暑には大ダメージを受けてしまいます。
春が終わる頃には涼しく風通しのいい日陰に移し、しっかり雨よけして夏を乗り切りましょう。
以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。
記事・・・飛田亮