本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは
・コザクラノボタン
・シロバナヒメトラノオ
・ミツデイワガサ
・ヒメイトシャジン
・ヒノマルウツギ
・テカリダケキリンソウ
・オオバナウツボグサ
の計7点の草花たちです。
今回はこの中からオオバナウツボグサとテカリダケキリンソウについて紹介していきます。
ウツボグサより全体的に大きく、背丈は10~20センチほどで花は唇型で帽子のような形をしています。
夏には紫色の花を咲かせ、這うように広がるのでグランドカバーにもむいています。
ウツボグサの名前の由来は、花穂の形が靭という矢お背負って入れておく道具に似ていることから付けられました。
また、8月頃の真夏に花穂だけ褐色に変色して枯れたようになることから夏枯草(かごそう)ともいわれます。
夏枯草は日本ではハーブや生薬のも使用されています。
生薬には利尿、消炎作用などがあります。
オオバナウツボグサは多様な利用方法があるので楽しみ方はたくさんあって面白い山野草です。
原産地はヨーロッパで標高500~2000メートルの高地に自生しています。
ウツボグサ属は他にも北半球に数種類あり、西洋ウツボグサなどがあります。
一年を通して日当たりと風通しの良い、開けた場所で育てます。
夏は明るい日陰でも大丈夫です。水はけのよい場所で育てましょう。
病害はほとんどありませんが、バッタの食害があります。
テカリダケキリンソウについて
テカリダケキリンソウは夏に黄色い小さな星形の花を咲かせる多肉植物です。
キリンソウの中でもとても小さい種類で、葉は肉厚で光沢があり葉の縁に赤みを帯びるものが多いです。
背丈は10センチほどで小型なので小鉢や盆栽、ロックガーデンに適しています。
キリンソウは古い時代には保存食や乾燥させたものを漢方としても利用していました。
しっかりとあく抜きをすれば、若芽を食べることもできます。
キリンソウの名前には二つの説があります。
色や形が古代の中国に伝わる想像上の生き物の”麒麟”に似ている(麒麟草)という説、
花序を上から見ると黄色の輪に見える(黄輪草)という説です。
長野県と静岡県の境にある南アルプス南部の光岳(テカリダケ)が原産で、日本全国に分布し亜高山の岩場や礫地に自生します。
育て方
風通しと日当たりのよい所で育てます。
日当たりが悪いと葉が徒長したり花数が減ったりする恐れがあるので注意しましょう。
病害虫はほとんどありません。
生育旺盛で乾燥や寒さに強く比較的栽培が容易です。
以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。
記事・・・宇都宮盟