本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは
・姫白花ショウジョウバカマ
・八重山ショウジョウバカマ
・クリスマスローズ「デュメトルム」
・センリョウ
の4点の草花たちです。
今回は八重山ショウジョウバカマとクリスマスローズ「デュメトルム」ついて紹介していきます。
ロゼット状の葉と冬に可愛らしい花を咲かすのが特徴のショウジョウバカマ。
ショウジョウバカマにもたくさんの品種がありますが、本種はその中でも可愛さが際立つ品種です。
他のショウジョウバカマと比べてみるとよくわかりますが、株がとても小さいんです。
コンパクトに成長してくれるため、寄せ植えや鉢植え、盆栽の下草などにもおすすめです。
冬には花茎を伸ばし、淡いピンク色をした小さな花を咲かせます。
花のない時期でも綺麗に並んだロゼット状の葉を楽しめる可愛らしい山野草です。
沖縄の八重山諸島、西表島が原産の山野草です。
ショウジョウバカマは湿り気のある山地などに好んで自生しています。
強い直射日光が苦手です。
夏季は涼しい日陰で管理し、それ以外は午前中は日が当たる半日陰で管理しましょう。
水やりは表土が乾いたらたっぷりとやります。
夏季には霧吹きなどで葉水をすると水切れを防げます。
用土は鹿沼土や軽石など水はけの良いものを好みますが、湿り気を好む性質をもつため水はけの良すぎるものは注意しましょう。
もうクリスマスは終わってしまいましたが、クリスマスローズの時期はまだまだこれからです。
本種「デュメトルム」は、以前紹介したチベタヌスと同じく原種系のクリスマスローズ。
華やかさが売りの園芸種とはまた一味違った美しさがあります。
なんといってもその特徴は花の色でしょう。
柔らかなライムグリーンのような色をした小さな花は何とも言えない雰囲気を漂わせています。
落葉性なので夏季は地上部を枯らし休眠期に入りますが、冬には新たな花芽が顔を出してくれます。
山野草らしい奥ゆかしい美しさを楽しめるクリスマスローズです。
ルーマニア、ハンガリーなどの草原に自生するヨーロッパ原産のクリスマスローズです。
「デュメトルム」とはラテン語で藪の多いところという意味で、そのまま自生地を表しています。
育て方は通常のクリスマスローズと同じで、日当たりと水はけの良い環境を好みます。
ただ、落葉性なので夏には地上部は枯れ休眠期に入ります。
夏季の休眠期には日光は避け、涼しい日陰で水やりを控えめにして管理しましょう。
花後に花茎を剪定すると、養分が種にいかず株が弱まるのを防げます。
傷んだ葉なども細めに剪定してあげると風通しがよくなり病害虫を防げます。
以上、本日入荷した山野草2点を紹介いたしました。
記事・・・飛田亮