本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは
・ヤクシマハイヒカゲ
・シロバナホザキマンサク
・フイリショウジョウバカマ
の3点の草花たちです。
今回はヤクシマハイヒカゲとシロバナホザキマンサクついて紹介していきます。
屋久島に自生する、ヒカゲツツジの仲間です。
ヒカゲツツジは小型のシャクナゲの様な形をしているのが特徴です。
春になると淡い黄色、ないしはクリーム色の可愛らしい花を咲かせます。
葉は少し肉厚で、先のとがった卵形をしています。
這う様に成長するため、背丈はそれほど大きく成長しません。
鉢植えや盆栽としても楽しむことができるので、おすすめです。
鹿児島県の屋久島原産の常緑小低木です。
葉に斑模様が入る品種なども存在します。
山地の沢沿いに好んで生息することから「サワテラシ」とも呼ばれています。
日陰でも生育することは可能ですが、完全な日陰だと生育不良を起こしてしまいます。
普段は午前中は日の当たるような半日陰で管理し、夏季は涼しい日陰の環境で育ててあげましょう。
初夏の花後に剪定してあげると、翌年の花つきがよくなります。
用土は鹿沼土など、水はけの良いもの好みます。
多少湿度を好む性質があるため、乾燥のしすぎには注意しましょう。
マンサクといえば細長い短冊状の縮れた黄花を咲かせる花木ですが、本種はその仲間の落葉低木です。
といってもただの白花種ではなく、花の形状に大きな違いがあります。
花は春になると葉に先立って咲き、細く白い雄しべが密集して5cmほどの丸いブラシ状になります。
花は甘い芳香を放ち、花付きも良く、丸いブラシ状の花がポンポンと咲いている様はとても可愛らしいです。
花後には丸みを帯びた葉が茂り、秋には赤く色づき紅葉を楽しむことが出来ます。
原産地は北米です。
フォザギラ・マヨールという名で流通しており、これより小型のフォザギラ・ガーデニーという種も存在します。
乾燥・寒さに強い強健な性質をもっているためあまり手間はかかりません。
日なたを好みますが、夏季は葉焼けを起こす恐れがあるので西日の当たらない半日陰で育てましょう。
水やりは表土がかわいたらたっぷりと与えます。
乾燥に強いため、水切れによる心配はよっぽどでない限り大丈夫です。
以上、本日入荷した山野草の中から2点を紹介いたしました。
記事・・・飛田亮