本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは
・原種チューリップ「トルケスタニカ」
・モモネコヤナギ
・アカバナユキヤナギ
の3点の草花たちです。
今回は原種チューリップ「トルケスタニカ」とモモネコヤナギついて紹介していきます。
春を代表する花の一つであるチューリップ。
花は綺麗ですが、開花後にいちいち球根を掘り上げるのが面倒くさいという方も多いはず。
しかし本種を初めとする原種チューリップは植えっぱなしでも大丈夫なのが特徴です。
トルケスタニカは春になると白色の小輪花を咲かせます。
花の中央は黄色く、外側は緑色がかることがあります。
成長しても草丈が20cm程度と低く、一本の花茎が分岐し花を咲かせるので花つきはいいです。
園芸種とは違う、野趣あふれる雰囲気を楽しめるチューリップです。
中央アジアのトルキスタン地方原産です。
標高1800〜2500m程度の草原に好んで自生しています。
球根を掘りあげる必要はありませんが、夏季の休眠期にはなるべく冷涼で乾燥した環境で夏越しさせるようにしましょう。
用土は水はけのいいものを好みます。
花が終わった後は花がら摘みをし、なるべく風通しの良い状態にすることで病害虫の発生を防ぎましょう。
新芽にアブラムシなどが付いた場合は見つけ次第駆除します。
ネコヤナギはこの時期に、とても特徴的な花を咲かせる落葉低木です。
冬になると枝に丸みを帯びた花芽をたくさんつけるのですが、まるで猫の尻尾のような触り心地をしています。
通常のネコヤナギの花は白色ですが、本種はピンク色をしているためより可愛さが際立ちます。
切り花として人気で、華道の花材としても良く使われています。
ネコヤナギは本州に多く自生しています。
山間部の渓流から町の小川などの水辺に多く生育しています。
川辺に自生していることから、わりと水分を好みます。
用土は水持ちのいいやや粘質のものに植えるといいです。
日照は日なたを好みますが、夏季の直射日光による水切れには注意してください。
以上、本日入荷した山野草の中から2点を紹介いたしました。
記事・・・飛田亮