本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは、
・ツルビランジ
・タイリントリアシスミレ
・カライトソウ
・カムイビランジ
・アオバナホタルブクロ
の5点の草花たちです。
今回はカライトソウとアオバナホタルブクロについて紹介していきます。
ワレモコウという植物はみなさんよくご存知だと思いますが、このカライトソウはその仲間です。
初夏になると花茎を伸ばし、ピンク色をしたネコジャラシのような房状の花を咲かせます。
房状の花は先端がおじぎをするように垂れ下がり、先の方から順番に開花していくのが特徴です。
この糸のような花を唐糸に見立てて名付けられました。
葉にも魅力があり、楕円形の葉に波型の鋸歯が規則正しく入っていて可愛らしいです。
花壇や寄せ植えにおすすめで、お茶花としても使われます。
本州中部が原産です。
高山の草原帯に自生しています。
高温多湿と乾燥を嫌います。
夏季は涼しい半日陰〜日陰の環境で、水切れに注意して管理します。
耐寒性は強いので、寒さの心配はいりません。
用土は水はけが良く、有機質に富んだものを好みます。
花期が終わりに近づくと花が白っぽく見苦しくなるので、花茎のつけ根から摘芯してあげるといいです。
夏に花を咲かせるホタルボクロは、これからの季節とても人気のある草花ですが、その仲間の一つを紹介します。
アオバナといっても真っ青な花を咲かせるわけではなく、濃い青紫色をした釣り鐘状の花を咲かせます。
ホタルブクロの中でも花の色が濃く、深みがあるのが特徴です。
冬季はロゼット状の根生葉で休眠し越冬します。
カンパニュラ・サラストロという名前でも流通しており、ケントベルという品種とよく似ていますがケントベルの方が背丈が大きくなります。
寄せ植えや庭植えにもおすすめで、切り花としても人気がある品種です。
ヨーロッパ原産です。
山野などに自生しています。
日当たりは日なた〜明るい半日陰を好みますが、夏季は風通しの良い涼しい環境で葉焼けや水切れに注意して育てます。
アブラムシやヨトウムシなどの被害を受けることがあるので、オルトラン等の殺虫剤を使うのも有効です。
どちらかというと乾燥気味の環境を好むので、水やりは表土が乾いたらたっぷりと与え、冬の休眠期には鉢内が完全に乾ききらない程度に与えます。
以上、本日入荷した山野草の中から2点を紹介いたしました。
記事・・・飛田亮