本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは、
・朱色クリンソウ
・カキノハグサ
・オオイワチドリ
・イセナデシコ
・アコウキンポウゲ
の5点の草花たちです。
また、おしゃれな木製の植木鉢「TIMBER POT No.4」も本日入荷いたしました。
今回はイセナデシコとカキノハグサについて、そして最後に植木鉢をちらっと紹介していきます。
春〜初夏へと様々な花が次々と開花していますが、ナデシコもそのうちの一つです。
本種は少し風変わりなナデシコの仲間で、園芸が盛んだった江戸時代に生み出され、品種改良されてきた古典園芸植物の一種です。
カワラナデシコとセキチクとの交配種と言われています。
春になるとピンクや赤、白色の花を咲かせますが、この花の形に大きな特徴があります。
通常のナデシコは花弁の先端に細かい切れ込みが入りますが、伊勢ナデシコの場合は先端が長く細く切れ込んで縮れた糸のように垂れ下がるのが特徴です。
艶やかでありどこか儚げな日本人好みの幽玄な花姿を楽しめます。
鉢植えや切り花としてもおすすめです。
江戸時代に三重県の松坂市で品種改良されました。
三重県の天然記念物に指定されています。
基本的に通常のカワラナデシコと変わりません。
日当たりを好み、水はけの良い用土に植えてあげるといいです。
夏季の強い直射日光を受けると葉焼けを起こし株が弱ることがあるので、夏場は風通しの良い半日陰〜日陰で育ててあげるといいです。
細く縮れた花弁は放っておくと絡まることがあるので、爪楊枝などで優しく解いてあげるといいです。
登山中に出会ったら、ついついほころんで立ち止まってしまうような可愛らしい山野草です。
春になると立ち上がった茎にマメ科のような黄色い蝶形の花をいくつか咲かせます。
草丈は低く、成長しても20〜30cm程度とコンパクトにまとまるので場所を選びません。
葉は小さい草姿の割には少し大きめで、形や葉脈の感じが柿の葉に似ていることから名付けられました。
根が木質化し肥大するのも特徴の一つです。
鉢植えにもってこいのサイズ感と可愛らしさが魅力の植物です。
日本固有種の山野草です。
中部地方西部、近畿、静岡県の山地の木陰などに自生しています。
日当たりを好みますが、夏季の強い直射日光による葉焼けや水切れに注意します。
夏場は風通しの良い半日陰〜日陰に移動し、涼しい環境で育てます。
水やりは表土が乾いたらたっぷりと与えます。
乾燥を嫌うので水のやり忘れには注意しましょう。
そして最後に植木鉢の紹介です。
「TIMBER POT No.4」
福井県産の杉の間伐材をひとつひとつ手仕事で丁寧に削り出し、植木鉢に仕上げています。
ナチュラルな雰囲気が魅力で、和にも洋にも山野草にもばっちし似合う素敵な鉢です。
完全な自然素材ですので植物の成長と共に鉢の風合いの変化も楽しむことが出来る"生きた鉢"です。
もちろん鉢カバーやインテリアとしてもお使いいただける汎用性の高い一品でもあります。
サイズはφ13cm×H13cm。
大切な植物と共に、植木鉢を共生させてみてはいかがでしょうか。
記事・・・飛田亮