近ごろコンビニやスーパーでゴリ押しされているスーパーフードの類。
アサイーやチアシードなど聞きなれない名前だし、実際に植物として生えている所を見たことが無いのでどうも実態が掴めません。
体に良いからといって妄信的に摂取するのもどうかと思うので今回それらの正体を調べてみました。
それに関連して、最近話題のフルーツや個人的に気になってる果樹も紹介していきたいと思います。
以前似たような記事を書きましたが、
↓似たような記事↓
[blogcard url="http://www.gardenporter.com/blog/2016/04/16/20160416201151/"]
今回は日本でも比較的簡単に入手でき味わえるものを紹介していきます。
ブラジルのアマゾンに多く自生するヤシの仲間です。
果実はブルーベリーの様な形をしており、これジュース状やペースト状にして食用にします。
アサイー自体に味はあまりなく、他のフルーツや乳製品と一緒に混ぜることが多いです。
ポリフェノール、食物繊維、鉄分、カルシウムなどが豊富に含まれており、非常に栄養価が高い食品として近年注目を浴びています。
チリ南部のパタゴニアにしか自生していない樹木から採れる直径6mm程のブルーベリーに似た果実です。
味もブルーベリーに似た甘みと酸味があります。
栽培はされておらず、自生している木の実を収穫するのみなのでかなり希少な果実といえます。
アサイーよりもポリフェノールが豊富に含まれており、トップクラスの栄養価を含むミラクルフルーツとして知られています。
メキシコ〜グアテマラに自生する一年草「チア」から採れる種子です。
アステカ文明においては重要な作物の一つとして利用されてきた歴史があります。
チアシードは栄養価が高く、水を含むと10倍に膨らみゲル状にして吸収するという特性をもつため、簡単に満腹感を得られるためダイエット食品としても知られています。
似たものでバジルシードというものもダイエット食品として流通しています。
実はブルーベリー、花はナナカマドに似た果樹で、赤く熟す実と、黒く熟す実が成る品種があります。
実は渋みが強く生食には向いていないので、加工してジャムやジュース、サプリメントとして利用されます。
ポリフェノールのアントシアニンが多く含まれており、ブルーベリーよりも効果があるとされています。
日本では北海道で多く栽培されており、ミラクルフルーツの中では比較的入手しやすいといえます。
北米原産の果樹で、日本でも苗木が流通しています。
しかし果実自体はなかなか市場に出回らず、その理由はすぐに熟し変色してしまうためです。
ですので食べたければ自分で育てるか、分けてもらうかしかありません。
果実は9月〜10月頃に熟し、楕円形をしています。
果肉は黄色くねっとりとしてクリーミー。香り高くプリンの様な風味の独特な味わいのフルーツです。
ブラジル原産の高木で、木の幹に直接実が成るユニークな植物です。
実は黒い球状で巨峰のような見た目をしています。
味は巨峰やライチのような感じで、甘酸っぱいそうです。
温帯で育つため、日本では沖縄などで育てられています。
フランス生まれのイチジクの品種で、高級イチジクとして知られています。
果皮が黒いのも特徴ですが、なんといってもその甘さが特筆すべき点です。
その糖度は30度を超える程で、果物の中でもトップクラスの甘さを誇ります。
ただし果実の収穫量が少ないため市場に出ることはほぼなく、家庭栽培でしか味わえないそうです。
苗木は日本でも流通しています。
出典:http://item.rakuten.co.jp/chigusa/10009252/
近ごろ人気が出ているバナナの極矮性品種です。
通常のバナナは3m以上に成長するため家庭で育てるには少し無理がありますが、このバナナは60cm程で実が付き、成長しても1.5m程度なので気軽に育てることが出来ます。
ただし果実の大きさも10cm程度と小さいのですが、ちゃんとバナナの味がするそうです。
家庭でバナナを収穫できるのは、なかなか貴重な体験なのではないでしょうか。
以上、巷で噂のフルーツたちを紹介してきました。
この中で私はポポーしか食べたことがないのですが、あまりの美味しさに衝撃を受けました。
もし気になるものがありましたら、ぜひお試しあれ。
記事・・・飛田亮