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意外とあるバリエーション!美しいヒマワリの品種10選

作成者: 飛田|2017年8月13日

 

 元気に咲く姿で暑さを忘れさせてくれる夏の風物詩、ヒマワリ。

ヒマワリといえば草丈が高く、色鮮やかなビタミンカラーの印象があります。

しかし、実は今そんなイメージを覆す園芸品種たちが次々に作出され市場に出回っているのです。

その種類は100種類以上といわれ、中には個性的過ぎてヒマワリと一瞬で判別できないようなものも。

今回はそんなヒマワリの園芸品種たちを紹介していこうと思います。

 

ソニア

 

草丈は140cm程度とそこそこ大きくなりますが、10cmほどの小振りな花を咲かす少し変わった品種です。

よく枝分かれするので、花付きも良く一株でたくさんの花を楽しむことが出来ます。

花色は濃い橙色をしています。

 

テディーベア

 

北アメリカ原産の園芸品種で、特徴的な花を咲かす八重咲き品種です。

草丈は60〜80cm程度の矮性タイプで、花はこんもりと丸く茂りまさにぬいぐるみのテディベアのような質感があります。

分岐性でもあるので、一株でいくつも花を咲かせます。

粘りが強く丈夫なため、花壇やコンテナなどにも向きます。

 

小夏

 

ミニヒマワリと呼ばれる部類の代表的な品種です。

草丈は25cm程度にしか成長しない極矮性種で、とても可愛らしい姿をしています。

花もちがよく、長い期間楽しめることも人気の理由の一つです。

植え場所に困らないヒマワリなので、夏の花壇や寄せ植えに大活躍してくれます。

 

プラドレッド

 

北アメリカ原産で、草丈は1.2〜1.4m程度のヒマワリです。

花色が最大の特徴で、濃い赤色〜茶褐色に色づきます。

通常のヒマワリにはないエレガントでシックな味わいを楽しむことが出来ます。

 

ココア

 

プラドレッドと同じ褐色系のヒマワリで、高級感のある濃い茶褐色の花を咲かせます。

観賞期間が長く、寄せ植えで他の植物と合わせるとより一層美しさが際立ちます。

無花粉なので切り花としても人気があります。

 

ゴッホのヒマワリ

 

日本で生産されている画家シリーズのヒマワリの一つです。

画家・ゴッホが描いたヒマワリのイメージにぴったりで、一重、半八重、八重と咲き分けます。

画家シリーズは他にもゴーギャン、モネ、マティスのヒマワリなどが生産されています。

 

サンリッチ

 

世界で最も切り花として使われている切り花用の品種です。

サンリッチの中にも花色によって8つの種類があります。

草丈は種類によって異なり、100〜170cm程です。

家庭で簡単に種から育て切り花にできる人気の品種です。

 

イタリアンホワイト

 

草丈1m〜2m程に成長するヒマワリです。

花色が白〜淡い黄色と爽やかでモダンな雰囲気があります。

 

ダブルダンディー

 

草丈80cm程度の矮性品種で、早咲き種でもあります。

褐色系の品種でアンティークな雰囲気が魅力の上品なヒマワリです。

 

ルビーエクリプス

60〜180cm程に成長する褐色系のヒマワリです。

中央が茶褐色で、外側が明るい黄色に色づくグラデーションが面白い品種です。

 

 以上、ヒマワリの園芸品種たちを紹介してきました。

前述のように園芸品種は100種類以上存在するのでここで紹介したものは氷山の一角に過ぎません。

ぜひ一味違ったお気に入りのヒマワリを見つけて夏を過ごしてはいかがでしょうか。

 

記事・・・飛田亮