近江庭園のお庭トーク | お庭のプロが厳選するお庭づくり・盆栽づくりのための季節の花だより

☆商品紹介☆真っ赤な実を楽しめる「カマツカコケモモ」など

作成者: 飛田|2018年1月18日

今週は、

・ギンリュウ

・クリスマスローズ「ニガー」

・斑入りヤブコウジ

・カマツカコケモモ

・オウゴンミズキ

などの商品が再入荷しております。

今回はこの中からカマツカコケモモとオウゴンミズキについて紹介していきます。

カマツカコケモモについて

  • 学名・・・Cotoneaster morrisonensis
  • 属名・・・バラ科シャリントウ属
  • 花期・・・4~6月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・常緑低木

 特徴

バラ科の常緑低木です。

春になると白く小さな可愛らしい花を咲かせ、秋には真っ赤な実を楽しめます。

実はすぐに落ちず冬まで楽しむことができます。

「ハイシタン」とも呼ばれるように、横に這う様に成長していきます。

実はカマツカ、葉はコケモモに似ていることから名付けられました。

盆栽として小さく仕立てたものが人気です。

 原産地

原産地は台湾です。

本州の高山地帯や北海道にも自生しています。

 育て方

寒さには強いですが、高温多湿を嫌うので夏場の管理には気を付けましょう。

水やりは表土が乾いたらたっぷりと与えます。

刈り込みにも耐える強い性質をもつので、盆栽初心者の方にもおすすめです。

 

オウゴンミズキについて

  • 学名・・・Cornus stolonifera‘Flaviramea'
  • 属名・・・ミズキ科ミズキ属
  • 花期・・・5~6月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・落葉低木

 特徴

ミズキの仲間の落葉低木です。

シラタマミズキの園芸品種で、春に白い花を咲かし、夏には白い実を付けます。

幹枝が黄緑色をしているのが特徴で、冬には鮮やかな黄金色に色づきます。

幹枝が真っ赤に色づくサンゴミズキと同じく、生け花の花材として人気があります。

 原産地

日本に自生するシラタマミズキの園芸品種です。

   育て方

日当たりを好みますが、夏季の暑さが苦手なので夏越しは半日陰~明るい日陰のなるべく涼しい環境で管理します。

寒さには強く、寒さに当てた方が幹枝の色づきが鮮やかになります。

成長が早く、樹形を整える為の剪定は花後に行います。

 

以上、本日入荷した商品の中から2点を紹介しました。

 

記事・・・飛田亮