これからの季節楽しめる、初夏に花咲く山野草たちを一足お先に紹介していきます。
唇型の小花をいくつも咲かせる山野草です。
花が咲いていく様子が、泡立って寄せてくる波を想起させることから名付けられました。
小型の品種やシソ葉のものなど、様々な品種があります。
ミツガシワ属一属一種の山野草です。
氷河時代の生き残り植物とされ、白い花弁には細かな毛が生えているのが特徴です。
北半球の寒冷地に広く自生しています。
オトメユリとも呼ばれる、日本特産のユリです。
初夏になると淡いピンク色をした可憐なユリの花を咲かせます。
レッドリストに指定されている、希少な種でもあります。
日本固有種の山野草です。
傘のように放射状に開いた大きな葉の中心に、白い花を一輪だけ咲かすユニークな植物です。
熟した果実は甘く、食用になるそうです。
ちょっと変わったつる性植物です。
葉脈の上から花柄を伸ばし、葉の上に緑色の小花を咲かせます。
中国原産で、日本には江戸時代に薬草として渡来してきました。
日本固有種の山野草です。
初夏になると集散花序の花を咲かせ、白花種と赤花種があります。
落葉低木のシモツケを草本にしたような感じです。
マメ科の植物です。
成長すると0.8~1.5m程に茎を伸ばし、淡い黄色をした唇形花をぶら下げるように多数咲かせます。
全草に毒があり、根を噛むとくらくらするほど苦いことから名付けられたといいます。
アルゼンチンやチリなど南米原産の山野草です。
草丈は10cm程とコンパクトで、初夏になると白い花を咲かせます。
密に茂るのでグランドカバーとしても利用されています。
以上、初夏に花咲く山野草たちを紹介してきました。
記事・・・飛田亮