日本庭園。それは日本文化と自然の素晴らしさに浸れるこの上なく贅沢な空間です。
日常とは切り離されたゆったりとした時間の流れの中で、心に安らぎをもたらしてくれます。
今まで数々の日本庭園をこのブログで紹介してきましたが、今回紹介するのは贅沢中の贅沢を味わえる高級な旅館やホテル、料亭にある日本庭園です。
中々普段はお目にかかれませんが、死ぬまでに一度は訪れてみたい日本庭園を紹介していきます。
日本を代表する世界遺産のひとつ、宮島の対岸にある庭園の宿。
1500坪の広さの日本庭園を取り囲むようにして12の客室が佇みます。
瀬戸内の島々と海を借景にした日本庭園を眺めながら、至福のひと時を過ごしてみたいものです。
京都市内のど真ん中に位置する京都平安ホテルの日本庭園です。
江戸時代に公家屋敷の庭園としてつくられたおよそ500坪の池泉回遊式庭園。
庭園好きなら知らぬものはいない小川治兵衛氏により改造された庭で、鞍馬石や加茂川石、白川石など京都名産の景石が至る所に使われています。
歴史ある伊豆の吉奈温泉にあるスパリゾートです。
和モダンな雰囲気に浸りながら食事や温泉を楽しめます。
周りを山々に囲まれた風光明媚な空間で、庭園と共に贅沢なひと時を過ごせます。
都内にある結婚式場・宴会場の中でも人気が高い八芳園。
1万坪もの広大な庭園は池泉を中心に広がり、サクラやモミジなど四季折々の表情を見せ楽しませてくれます。
園内には滝や茶室、大燈籠などが配され、至る所で和の美しさを感じられます。
庭園は無料で一般公開されています。
宍道湖を借景とする白砂青松の庭園を楽しめる旅館です。
枯山水式庭園の15本のマツは絶妙なバランスで樹形が整えられ、その背後には夕日の美しい宍道湖が広がります。
数々の文人たちに愛された老舗旅館として知られています。
森と渓流に囲まれた深山幽谷の世界に佇む温泉旅館。
大自然を感じながら9種11の湯船で湯めぐりを楽しめます。
中庭の池には錦鯉がゆったりと泳ぎ、心身共にリラックスできる癒しの宿です。
湯村温泉郷に佇む風雅なホテルです。
皇室御用達の由緒正しきホテルで、アメリカが選ぶ日本庭園ランキングでは、足立美術館、桂離宮に次ぐ3位にランクインしたこともあります。
都会のオアシスといっても過言でないほどの深い緑に包まれた庭園が魅力のホテルです。
高さ6mの大滝が印象的で、朱塗りの橋から眺めるのもよし、真下から眺めるのも圧巻で様々な趣を味わえます。
庭園は一般にも公開されているようです。
幕末の維新志士たちとの所縁の深い温泉旅館です。
維新の歴史に思いを馳せながら、貴重な文化財がある庭園を見て回ることができます。
北大路魯山人と所縁の深い高級料亭です。
およそ4000坪の広大な日本庭園は一面苔の緑で覆われ、秋には紅葉したモミジとのコントラストが抜群に美しい庭園美に魅了されます。
茶道など伝統芸能との関わりが深く、数寄屋建築と日本庭園の調和っぷりには度肝を抜かれます。
以上、私が一度は訪れたいと思う美しい日本庭園のある旅館・料亭を紹介してきました。
高級な日本庭園巡りはお金がいくらあっても足りない趣味ですが、せめてここで紹介した庭園には必ず訪れたいです。
記事・・・飛田亮