今年はコロナウイルスの影響で、京都三大祭りである、
『葵祭』巡行は中止となりました。
しかし、僕の古巣であるSOU・SOUが
『現代の葵祭』をするべく、僕のもとに『葵桂』のオーダーがやってきました。
え???
『葵桂(あおいかつら・きっけい)』とは、、
葵の葉と桂の枝葉を絡ませて作られる『葵祭り』には欠かせない装飾品です。 祭り当日には内裏宸殿の御簾をはじめ、 御所車、勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまですべてに飾られます。
*2018年巡行の写真です。*帽子や胸元につけてる、緑色の植物が葵桂
もちろん、今まで葵祭の巡行を観覧する程度で、
葵桂の制作依頼なんて受けたこともございません。。笑
つかうのはもちろん、葵と桂。
双葉葵は根に絡まる土をていねいに取り除き、出番がくるまで水につけおき。
作り方を教わる術も無く・・・笑
見よう見真似で、桂と双葉葵をねじり寄せ、組み上げます。
*このとき、Yの字に伸びる桂が良いみたいです。
7人分制作し、並べると、なんとなーくそれっぽい??!
最後は、現代の祭り女に、飾ってもらいました。
うーん!それっぽい!
はじめてにしては上出来ではないでしょうか。
おそらく最初でさいごのオーダーになるだろう『葵桂』
たいへん勉強になりました!笑