近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

お盆休み明け初日

作成者: 松本 友香里|2017年8月17日

こんにちは。

近江庭園では12日から16日のお盆休みを終え、17日から通常の業務に戻りました。

私はお盆休みを利用して、山口県に旅行に行っていたのですが、

この旅行でとても良い経験ができ書ききれないので、そのことはまたの機会にお話しできたらと思います。

 

 

さて、寝ぼけ眼をこすりつつ、皆さん出勤です。

私も鈍った体を無理矢理起こし、作業に取り掛かります。

 

今回の作業にはこちらを使用します。

ビシャンという石を加工する際に使用する鉄槌です。

それをコンプレッサーという機械の空気圧で振動させ、

鉄槌部分で石の表面を叩くことによって石を削ってゆきます。

 

ビシャン仕上げをする前の状態はこんな感じでした。

 

角を切ったままなのでとても鋭い印象を受けます。

これをビシャンで仕上げると…、

 

角が取れてとても柔らかい風合いの板石になりました。

このひと手間でお庭の雰囲気がどんなようにも変わっていくと思うと面白いですね!

 

振動で足も手もプルプルしていますが、

なんとかやり遂げました22枚!

結構大変なんです、この作業 😂

 

これを現在入らせて頂いている現場に持っていき据えていきます。

今からどのような仕上がりになるか楽しみですね。

 

ちなみに会社の事務所の玄関にも同じような加工を施した板石を使用しています。

 

会社の玄関はこのような感じですが、現場はどうなっていくのでしょうか。

出来上がりが楽しみです 😄