近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

冬の祇園にて

作成者: 松本 友香里|2017年12月14日

こんにちは。

昨日の朝は大粒の雪が降り、比叡山は綺麗な雪化粧をしています。

作業するには大変ですが、冬らしい景色になりました。

 

この日私は京都の祇園にある現場に行っていました。

滋賀と京都はお隣のはずですが、山を抜けた途端、

滋賀とは打って変わっての良い天気で驚きです 😅😅

 

花見小路の路地を少し入ったところにある、こちらのお店の中庭のお手入れです。

 

 

 

決して広いお庭ではないですが、古い灯篭やの小さな手水鉢にいた亀の置物など、

お店の雰囲気にあった趣のあるお庭です。

 

 

まだ多く残っていたモミジの葉は振るって落とし、枝を透かしていきます。

自然な樹形になるよう、最小限のハサミを入れる。

私もそういう剪定ができるようになったらかっこいいな、と大先輩の背を見て思います。

 

 

無事に剪定が終わり、青空が抜けました。

葉の落ちたあとの木も、枝ぶりが美しくいいですね。

 

 

私たちがお庭で作業している間に、店内ではフラワーアレンジメントもされていました。

 

 

 

実際にお花を活け、作業しているのを横目で見ていましたが、

改めて空間づくりにはお花や緑の力は欠かせないと思い、

お庭のことは勿論ですが、お花についてももっと勉強したいと感じました。🌺🌷

 

こちらはかき氷が美味しいお店と聞いていますので、

あたたかくして今度はお客さんとして行ってみたいと思います!😉

それでは。