近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

竹に映る寒影と

作成者: 松本 友香里|2017年12月21日

こんにちは。

本日は「冬至」ですね。

柚子湯に浸かって体の芯から温まりたい寒さの毎日です。

 

冬至は「一陽来復」ともいい、これは「冬が終わり春が来ること」または、

「悪いことが続いた後に幸運が訪れること」も意味しています。

一年で一番夜が長い日が冬至ですが、これからはだんだんと明るい時間が増え春に向かうということでもあります。

冬の厳しさがあるからこそ、これからやって来る暖かい季節の美しさ、有難さがわかりますね。

 

 

さて、昨日の私はある作庭の現場に行っていました。

これは建仁寺垣の製作途中の場面です。青竹がずらっと並んでいる様は凛としていて良いですね。

 

 

今回は一枚目の写真のものより更に長い建仁寺垣を作っていきます。

立子の割竹を一本一本、垂直を確認しながら打ち付けていきます。

単調な作業のようですが、味気のないブロック塀がどんどん竹に変わっていくのがどきどきしますね。

 

 

そしてこちらが立子を全て取り付けた状態になります。

雰囲気が一気にガラッと変わりましたね!👏🌟

 

 

前面の竹垣の後ろにも更に控える竹垣、背の高い垣根ですが圧迫感がないのは

竹の醸し出す爽やかさとすっきりしたフォルムからでしょうか。

それが竹の魅力かもしれませんね。

 

こちらの竹垣は建仁寺垣ですが、本当の建仁寺垣の作り方からは簡略化したものになっています。

ですが、竹垣を作るという現場が少ない昨今でこのような仕事ができるのは恵まれていると思います。

そういう機会を大切にして一所懸命に取り組みたいと思います。

 

 

ちなみに余談ですが、こちらの現場、実は和菓子屋さんでして、

期間限定で販売されているいちご大福はとても美味しく、これを頂くのが休憩中の楽しみの一つです😃❤