こんにちは。
気温が暖かくなり、外でお昼ご飯が食べられるような季節になってきましたが、
それと同時に花粉症がやってきて、毎日目をこすりながら作業をしています😅
そんな私ですが、先週の週末に私用で実家の埼玉に帰省していました。
その時に空いた時間で行ったのがこちら →★
谷川俊太郎展です。
詩に興味がない人でもきっと名前を聞いたことがあるような国民的詩人の展覧会に行ってきました。
中の展示が撮影OKだったので、少し考えたことを書きたいと思います。
映像と音、光、といった五感を刺激する様々な要素をもって谷川氏の詩が展示されており、始めの空間から「言葉を楽しむ/遊ぶ/感じる」ということに際限はないのではないかと早々に感動させられました。
他の空間では谷川氏の「自己紹介」という詩になぞらえていく形で、彼の人生や日々の暮らし、大切にしているものが展示され、谷川氏の詩のルーツが浮かび上がります。
このようなアプローチで詩の展示を観たのは初めてでした。
紙の上で文字を読むことはあっても、視覚で聴覚で、五感を使って言葉や思想を楽しむという体験は日常で殆どありません。
自分の思想と谷川氏の詩がどこかで交わっているような瞬間もありました。
この写真の言葉が、今回の展覧会を物語っているような気がします。
自分の感性や生き方、身の回りの生活における大切なものをもう一度考えてみようと思いました。
そしてそれは、自分のこれからの生活や仕事の上でとても大きな部分を占める大切なポイントだと思います。
自分の本棚を覗いて、久しぶりに谷川氏の詩集を読み返そうと思いました。
良い休日でした。