近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

石積みの積み直し

作成者: 寺下 真司|2010年10月14日

地元のお仕事 その2 です。

苗鹿の神社、那波加神社(なばかじんじゃ)といいます。

そのお宮さんを取り囲む、石積みの改修工事を今週月曜日から、作業をしております。

何をするのかというと、今積んである石積みを一度解体して、もう一度きれいに積み直すという工事です。

作業前はこんな感じ。もう100年以上も前に積まれた石積みです。
写真では分かりにくいですが、結構がたがたになってきています。

さて、まずは解体です。

昔は、コンクリートがなかったため、工夫を凝らして石が積んであります。

それは何かというと、表面の石積みの中に、小さな石、中ぐらいの石(私達はぐり石といっています)
を詰め、石積みが崩れにくく、そして木の根が成長したとしても石積みを圧迫しないようにしていました。

表面の裏には、こんなにたくさんのぐり石が!!

これを一つ一つ、職人の手でより分けていきます。

今回、石は新たに調達せず、この既存の石を使用するのですが、
積み方一つでまったく違う表情になりますので、完成が楽しみです!!