近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

香川出張

作成者: 寺下 真司|2008年9月29日

先日、休みを利用して、香川県まで材料を確認ついでに、お庭の見学にいってまいりました。

◆龍虎園(りゅうこえん) http://trex.dip.jp/ryukoen/

一つ目は、今年の一月に社長が庭造りの講習会を行った場所です。今年1月の講習会では、香川県のあちこちから約30名ほど集まり、石組と木の植栽を中心に行われました。

こちらも親子で造園をされており、数年前に香川県で行われました技能五輪大会で金メダルを受賞された造園屋さんでもあります。

講習会終了後に、御自身で苔を張られ、今年の暑い夏を乗り切るために、水の管理を徹底して行ったそうです。その結果、気温の高い香川県でもきれいな緑色が育っていて、非常にすばらしい庭でした。これから砂利を敷きつめたりと、完成まであと一歩です。

◆栗林公園 http://www.pref.kagawa.jp/ritsurin/

国の特別名勝に指定されている庭園で最も広い栗林公園。江戸時代初期の回遊式大名庭園として、有名です。庭園内には、数多くの松が植えられており、きれいに管理されています。

松は、剪定技術・方法によっては表現(人でいう顔の表情のようなもの)がまったく違うのですが、数がおおいのにもかかわらず、すごいと社長も驚いていました。