近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

地域性の違いは造園でも

作成者: 清水|2015年4月28日

働き始めてまだ3週間ほどですが、その中でも気づいた事の一つに方言があります。

「ほっておく」や「おこす」等々...理解が出来ずに先輩方に言い直してもらうこともしはしばありました...

      

そして、造園にも違いはある様です。 下の画像は「ハイゴケ」と言う苔の一種です。 関西でよく使われているのはこのハイゴケだそうです。

地域性により苔が定着しやすく管理も関東と比べて楽だとのこと。  

    

地元の関東では無理矢理土壌を変えて「スギゴケ」と言う種類の苔を植えているそうです。

ただ、それでも関西のようにはならないそうです。

そのため、関西でお庭を見る際は草花や木々だけでなく是非とも苔も見て頂きたいです。

    

苔まで楽しめる様になると、お庭をより一層楽しめると思います。