こんばんは!飛田です。
今日はうだるような暑さの中、会社にある技能五輪大会の練習場の整備をしました。
去年、先輩方が見事国内大会で優勝し、今夏ブラジルで開催される技能五輪国際大会への切符を手にしました。
日本一の先輩方が世界一に輝けるよう、少しでも力になれたらと尽力しましたが・・・それにしても熱かった。
季節の変わり目ということで体がまだ熱さに慣れていないので、体調を崩さぬよう努めていきたいです。
さて今回の本題ですが、先日近所を散歩していると白い花でいっぱいの木が目に留まりました。
この咲き誇りよう、桜?それとも梅?それにしては時期がちょっと遅い。
近づいてみて凝視すること約10秒・・・リキュウバイだと気づきました。
普段あまり見慣れない木のうえ、こんなにも満開で派手なリキュウバイを見たことがなかったので驚きました。
「リキュウバイ」という名の由来は梅の花に似ていることと、戦国・安土桃山時代の茶人・千利休からきています。
ただしリキュウバイが日本に入ってきたのは江戸時代なので直接的には利休と関係がなく、
その控え目ながらも上品な雰囲気が茶花として人気を博したためだといわれています。
写真の木に関しては控えめなイメージを享受するのは難しいかもしれませんが、こんなリキュウバイも美しいですね!
さてこの千利休という人物、侘び茶を大成したことで有名ですが、実は日本庭園を語る上でも絶対に欠かせない存在なんです!
飛び石や石灯籠、つくばいを庭に取り入れたのもそうですし、なによりもその思想が日本庭園を、
もっといえば日本の美を読み解くカギになります。
これは余談ですが、私が歴史上もっとも尊敬する人物でもあるんです。
次回からは千利休を核に、庭に内在する奥深い世界を紹介していきたいです。
それではよいGWを!