引き続き庭づくりのご依頼を頂戴しており、本当にありがたいことです。
でも一番うれしいのは、表面的な庭のデザインを気にいっていただけるだけでなく、
私たちが大切にしていることをお話しすると、それに対して、
そうですよねー!
そうなんですねー!!とか、
奥が深いですねー!!!とか、
非常に興味を持ってお話を聞いていただけるお客様とのお打ち合わせで、ついつい喋りすぎちゃいます。
おかげで打ち合わせ終了後にはぐったり疲れます。。。
でも、一つ一つの新しい出会いに本当に感謝です。
さて実は今日お庭のお手入についてお話しする機会があったのですが、
よくお庭のお手入って自分たちでできますか?
剪定って簡単ですか?
というご質問をいただきます。
答えはできます!!
ただ、それが正しい剪定方法で、樹木にとって良い方法かどうかは置いておいて。。。
ですが、下の写真のように極端に切らないでください。
樹木も手術を受けた後の人と同じで、一旦極端に、バスっときってしまうと、
樹木本来もっている自然の元気な姿に戻るまでに何年もかかります。
ちなみにこちらはモミジの木です。
特に樹木の先端を切除してまうと、細い枝で切るのはいいのですが、
太い大きな枝を切る場合は、切除した後にどの枝を残し、
どの枝に栄養・水分を送るかということを考えて切らないと、
行き場を失った樹木の活力が大きく切られた切断面で無数の枝を出して、
結果、樹形を乱してしまいます。
なので、剪定も技術とちょっとしたノウハウが必要です。
人間と同じで樹木にも種類の違いだけでなく、同じ種類でも性格のよいもの、悪いものなど様々です。
その性格をわかった上で手入れできるようになると、
庭づくり以上に剪定・お手入の面白さに触れることができます。
さて本題に戻りますが、自分でお手入をされるのもいいのですが、
年に1回、もしくは2年に一回はプロに頼んでみるのもいいですよ。
お手入といってもただ切ればいいということではなく、
空間を考えて手を入れ、綺麗にすることを考えている
プロの方であれば、庭が見違えるように綺麗になりますよ。