近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

3つの提案と、その後の作庭例。

作成者: 平木 雄一朗|2016年9月22日

今朝「秋空」という杜鵑草が綺麗に開花しているのを発見しましたっ!
名称から、"秋の美しい空"のように、澄んだ可憐で美しい花でした。

気になる方は、ぜひ、こちらから!・・探ってみてください。笑

さて、本日は、、
今年に入ってからお庭の提案時に用いた模型と
その後、作庭をさせて頂いた実例を、3つ挙げていきたいと思います!

1. A様邸

"緑豊な空間の中で、季節を感じる庭"

ふと、忙しい日々からほっと一息をつき 、窓の外に目を向けると緑あふれる空間の中に 、四季折々の季節を感じることができる庭へ。

サイズ違いのタイルがリズムよく敷き詰められ 、 そのタイルの空間の中に 、自然に曲がった幹の樹木を植えることで幹越しに奥の空間を眺めることができ 、 空間の奥行きを強調させています。

樹種:アオダモ・モミジ・クヌギ・ソヨゴ ・ヤマボウシ・オリーブ・レイランディ など

2. F様邸

"四季折々の季節を感じることができる庭" 

日本には四季があります。
・・ですが、私たちの生活の中で季節を感じることのできる機会は少なくなってきています。

春には鮮やかな花、夏には日光と風に揺られる緑の葉 、 秋には黄色・赤の紅葉 、冬には雪が降り積もる景色 。日々の生活の中で玄関を出れば、四季折々の季節を肌で感じる空間を提案しました。

提案:アオダモ・ハウチワカエデ・クヌギ・ソヨゴ ・ヤマボウシ・ドウダンツツジ  など

3. S様邸

"緑を育て、ともに暮らす庭"


※ 模型では、木を入れる前の写真です。

玄関へのアプローチとして、自然の中を歩いているような空間にしました 。お隣の家との視線を隠すために常緑樹を数種類植え、そして、リビングから見た景色が、まるで森の中にいる感覚になる様に、ウッドデッキ側に落葉樹を植えています。

落葉樹は夏には木陰を作り、秋には紅葉し、冬には日光の暖かさを感じることのできる空間を彩ます。

既存樹/マキ・ウメ・キンモクセイ
提案/モミジ・アオダモ・ヤマボウシ・シダ・ヤブコウジ など

以上、3つが作例でございます!
植物が庭に入ることで、グッと建物の良さが引き立ちます。

「家」と「庭」があることで、「家庭」が育まれ、
緑があることでしか得られない、感動と発見があります!

みなさんの家のお庭は、いかがでしょうか。。

いつでも、お気軽にお問い合わせくださいませ。

今も、新たな案件が進行中です!
またこちらにて、お知らせさせて頂きます。ご期待ください。