近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

またもやブロック積み

作成者: 松本 友香里|2021年2月28日

こんにちは。

暦の上で、今は「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」という時候になります。冬のピシっとした空気が緩んでくると、霞がたなびきはじめ景色が朧気になりますよね。「朧月夜」という歌の歌詞の中にも「菜の花畠に入り日薄れ、見わたす山の端、霞ふかし」という歌詞があります。春の美しい情景が表現されています。

 

ブロック塀を新しく

前回のブログでお伝えした現場が終了し、今回から新しい現場が始まりました。

こちらは去年に駐車場やフェンスの舗装をさせて頂いた大津市のお寺です。今回の工事は、お寺の裏側のお庭の改修工事です。フェンスの新設と舗装、景石の据え付けなどを行います。

こちらの空間はお寺の裏側の使われていない空間です。しかし、地盤も凸凹でブロック塀も古くなっているので、こちらを新しく綺麗にしていきたいと思います。

裏側と言っても、窓のある部屋から見える空間もあり、そこには枯山水のような景石と砂利の庭をつくっていきます。

既存のブロックの解体から行っております。この部分のブロックを積み替え、新しいフェンスを取り付けていきます。素早く解体が進みすっかりブロックが無くなっています。最近ブロック積みの現場が多いので、こちらの現場でも今までより素早く綺麗に積めるように一生懸命取り組んでいきましょう。

早くこちらのお庭も綺麗に仕上げていけるよう頑張ります!