近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

やっと一区切り

作成者: 松本 友香里|2020年9月3日

こんにちは。

田んぼが金色にたなびいてとても美しい情景が広がっています。朝夕は徐々に涼しくなり、秋の訪れを感じますね。琵琶湖の青と稲穂の金色のコントラストが楽しめるのは今の季節の楽しみの一つです。

 

第一期工事が佳境へ

かねてより進めている森をつくるプロジェクトが一つの区切りを迎えようとしています。

舗装も仕上がってきますと、より一層完成に近づいてゆきますね。落ち着いた茶色のカラーアスファルトが森の優しげな雰囲気にとても合っています。普通の黒いアスファルトではなんだか味気ないものですよね。石積みの雰囲気も建物の雰囲気を壊すことなく調和して存在しているので良い空間のアクセントになっています。

駐車場と植栽地の境目にも石積みと同じ石を使用しアクセントになっています。ブロックなどで境界を出すのではなく、自然な雰囲気にこだわった今回の現場ならではの細かな意匠です。駐車場も一つの空間として全体の調和を考えて設計されています。

この植栽地はこれから下草を植えていくところです。

だんだんと仕上がりに近づいてきました。全体の下草の植栽と石積みが残っていますので、仕上げのラストスパートをかけていく状態です。(と言ってもまだ工事は続くのですが)

森の中を意識して植栽をしていきます。建築と空間の雰囲気を創り上げて行くように気を付けながら配植をしていきます。

こうして完成の形が見えてくるとやる気も出てきますよね。

まだまだ蒸し暑い日が続きますが、残暑に負けず頑張りましょう!