こんにちは。
滋賀県に引っ越してきてから、虹を見る回数がすごく多いような気がしています。琵琶湖があるので水分が豊富なのか、ふとした瞬間に車窓や事務所から虹が見えることがよくあるのです。そんな虹の多い滋賀県ですが、季節的には虹が見えることが少なくなる時期です。乾燥した空気の中で白っぽく虹が見えるそうですよ。「白虹」「霧虹」という美しい名前がついています。
虹は薄くなっていくのですが、秋の紅葉は今が見ごろです。先日仕事で京都のある場所に行った時も紅葉を求める観光客の方でひしめき合っておりました。そんな人混みの中に行かなくても自宅で紅葉が楽しめるのがお庭の良いところ。
濃い桃色のサザンカの後ろでドウダンツツジとニシキギの紅葉が良く映えますね。常緑樹のつややかな深い緑と落葉樹の鮮やかな色のコントラストが秋の風景の美しさです。落葉樹の方が葉が薄いので、冬の差すような朝の光に透けて透明感もありますよね。朝のキンと冴えた空気にぴったりの風景です。
本格的な冬にはこの葉がすべて落ちてお庭に光が入るようになります。枝の隙間から漏れる光は夏の木漏れ日とは色が違うので、それぞれの季節の光の色を楽しむのも良いですよね。
近江庭園のお庭はいつも表情が変化して、どの季節にもそれぞれの良さがあります。皆様のお庭にもそれぞれの季節が訪れる瞬間をぜひ味わってくださいね。
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