近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

美味しいお酒のお供にお庭を

作成者: 松本 友香里|2019年1月31日

こんにちは。

つい先日、弊社に新しい軽トラックが加わり、戦力としてバリバリと動いております。いつも何処かに「1128(良い庭)」をお届けするべく、この軽トラと奔走していきたいと思います!

 

話はガラリと変わりますが、新しい「良い庭」のお話。最近こちらのブログでよく取り上げているこちらの店舗のお庭がついに完成し、新しいお店としてとうとうオープンを迎えました!

大きな苔玉やコンロなども設置され、お客様を迎える準備は万端です。植栽に紛れて信楽焼のたぬきも紛れていますね、遊び心が大切です。

ちなみに珪藻土のたたきの部分はイベントなどが行われる際に出現してくるそうですよ!

この遠目からでも存在感を放っていますね苔玉。笑

ご覧の通り店内の内装も照明や家具や食器類が入り一気にお店らしくなってきます。店内の工事の変遷も見てきましたので、形になっていく過程がとても楽しいものですね。別業種の職人さんたちの意匠の凝らし方や技術にはいつも新たな驚きがあります。

そして、私たちの手掛けた前庭部分はこのような感じに仕上がりました。

今は自転車やポスターがありますが、この部分はお客さんのテラス席にもなる部分です。洗い出しの面の色と建築の色が綺麗に合わさってとても可愛らしい仕上がりになっています。

近江庭園としてはこのような雰囲気に挑戦したのは結構な新しい試みのような気がします。曲線を描く地面と植物の動き、そして幾何学模様の石張りが改めて良い調和を生み出しているお庭だと感じます。

お酒を飲みにきてくださるお客様が居心地の良い空間になるお手伝いが出来ていたら本望だと感じます。

 

ちなみに、オープニングのお食事にもご招待させて頂きました!自分たちの造った空間で人が楽しそうに過ごしているのを見るのは嬉しいものですね。

 

ありがとうございました。

皆様も京都にお越しの際は是非、お酒やお庭を見にこちらにいらっしゃってみてくださいね!