近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

ロシア大会への道、スタート

作成者: 松本 友香里|2019年2月14日

こんにちは。

天気予報などを見ていると私の実家である関東地方は大雪に見舞われているようで、交通機関などへの影響が気になりますが、普段あまり雪を見ることの無い地域なのではしゃいでる人もいるのでは無いかなと少し思います。

琵琶湖もまだまだ寒々しい風景ですが、木々には蕾が膨らみ始め春の兆しが感じられると思います。

 

さて、本日は普段の庭づくりブログとは少し異なり、今年の8月に行われるWorld skills 2019について書いていこうと思います!去年の技能五輪沖縄大会で見事優勝を果たし、世界大会への出場を勝ち取った選手たちの取り組みや練習についてをご紹介していきます。

これから大会が終わるまでは何回かブログに登場するかと思いますので、選手の成長記録としても残していけたらと思っている次第です。

ロシアへの道!とタイトルに記させていただきましたが、今回はそのロシア大会に向けた専用の練習場作りの現場から書かせていただきます。スタートですので、練習をする区画から選手自らで作っていきます。

写真を見ていただくと国内大会の規模とは全く大きさが異なりとても広くなっていることがわかります。競技日数も四日間あり、それだけ規模の大きな作品を作らなければならないということです。

 

この区画作りも選手たちにとっては練習の一貫です。丁張りをし、それに基づいて施工する。この手順が練習前の過程から既に始まっているのです。

何事においても丁張りは最も重要かと思います。これが狂っていると何もかもがうまくいかなくなりますからね。そういったところもここからしっかり学んで取り組んでいるのでは無いでしょうか。

この完成した区画でいよいよ本格的な練習が始まります。

ここから約半年間使う区画、半年後には使い込まれどんな状態になっているのか、それも何だか楽しみです。

 

一方で区画作りが終了した後、講習会として石積みの研修も行ないました。

しゃがんだ自分たちよりも大きな石を重機を使用して石積みに仕上げていきます。大会の練習前にとても良いウォーミングアップになったのではないのでしょうか。

選手たちの動向も是非チェックしてくださいね、応援よろしくお願いします!