近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

仕事初め

作成者: 松本 友香里|2019年1月10日

こんにちは。

今回のお正月休みはとても長かった…。

私は実家に帰省していたため、運動や体を動かすことがほとんどなく、久しぶりに滋賀県に戻ってきたときに体が重たく感じて怠けきっていました。

食べて遊んでばかりだったこの年末年始……、新年初めの仕事で体がちゃんと動くのでしょうか?

ということで、新年初めの現場はこちらです!

皆さん見覚えありますでしょうか?

京都の新しいお店になるあの現場です。何度かこちらのブログでも紹介しています。今回は前回張っていった板石の周りの植栽スペースづくり及び洗い出しとなる部分の下地をしていく作業です。

自由自在に曲線を描くことができる曲げベニというものを使って型枠をしていきます。

この曲げベニを使用することによって、土間のデザインを柔らかさのあるものに仕上げることが可能です。

土の部分には植栽が、そしてワイヤーメッシュをしているところが洗い出しで仕上げをする部分になっています。最近はこの他の現場でも曲げベニが使用され、柔らかい印象の仕上げがされています。

今は養生のコンパネがされ前回張った板石が見えませんが、板石の美しい四角形と植物また土間で表現された柔らかさが良い塩梅でマッチしています。

モダンですが和の心も忘れていないそんな庭に仕上がっていくような気がします!

奥庭の珪藻土のたたきも型枠を取り綺麗に仕上がっていました。

沢山の種類のタイルが使用されている店内の内装も仕上がってきました!いよいよこちらの現場も大詰めに入ってきています。

それではみなさん楽しみに完成をお待ちくださいね!私たちも楽しみながら作業を続けていきたいと思います!