近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

広々としたイメージで

作成者: 松本 友香里|2020年5月28日

こんにちは。

現在、メインで進んでいるお庭づくりの現場は琵琶湖が目と鼻の先にあります。この辺りは水が澄んでいるので良い季節になったら湖水浴ができるほどです。お昼休みはいつもこの景色を見ながら身体を休めています。

こんな景色が一望できる今回の現場はかなり贅沢な仕上がりになっていくのではないでしょうか?

 

開け放たれた空間をつくる

私たちが施工させて頂くお庭は今回のように大きな商業施設のお庭もあれば、全てが手の届く範囲にあるような小さな空間の施工をさせて頂くこともございます。

今回のお庭づくりは商業施設、そしてドッグラン!

この広い場所一面はワンちゃんたちが走り回れるように芝生張りを行います。

開放感抜群ですね。一面が芝生になりますので、ワンちゃんたちはもちろん、飼い主のお客様も気持ちの良い空間で過ごしていただけると思います。

周りには高い建物も無いので、空も広々として非常に気持ちの良い空間です。さらに松林の奥には広大な琵琶湖も待っています。とても良いロケーションですよね。

こちらの空間をより良くするために松林の整備も行なっていきます。

立派なマツが何本も生えています。これを整備して景観をつくることで、旅館全体と琵琶湖を含めた景観全てを整えていくことができます。 

普段私たちが施工している個人邸のお庭はプライベートな空間に手の届く自然をお届けしているのですが、このように商業施設の広い空間を施工するのは普段とは違う楽しさがありますね。空間が広いということもあり、開放感がありますし、景観設計とまではいわなくてもそのような仕事の一端を担っているようで、普段のお庭づくりとは別の楽しみがありますね。

ここを訪れるお客様も普段の生活では味わえない広々とした気持ちよさを感じていただけますし、やはり旅行の醍醐味は非日常を味わえるというところもあるかと思いますのでそれを実現できる空間になっていったら良いなと思います。

 

部分の仕事で見ていくと普段している仕事と変わらないものなのですが、それが広い空間での仕事となると、一つ一つの仕事が合わさった総合芸術のような感じがして、広い空間といえど要素ごとは普段している仕事が集まってできているのだなと改めて思います。いつもと違う楽しさも味わいつつ、いつもの仕事を極めていけば良いのですね。

 

こちらの工事も着々と進んでおります。これからも現場の様子をお届けしようと思いますのでぜひお楽しみに!