近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

技能五輪 2018 その2

作成者: 松本 友香里|2018年11月15日

こんにちは。

前回の記事に引き続き、今回も先日行われた技能五輪のことについて書いていきたいと思います!

悪天候の中で行われた競技一日目、二日目の空模様も雨がぱらついたり、風が吹いたりと不安定です。

一日目の暴風雨よりは和らいだお天気ですが、見ているこちらも選手たちも天候に作業が左右されてしまうことがないよう願うばかりです。

緊張していたと思いますが、前日に打ち合わせを済ませているからか余裕があるようにも見えます。

そして、いよいよ始まりました競技二日目。

木工のベンチ造りと飛び石の据え付けからの作業です。

序盤は順調に作業が進み、二人とも時間に余裕を持ってひとつひとつの工程を進めていきます。

応援している私たちも二人の順調な姿を見て、このまま頑張っていこう!と更に熱が入ります✊😣

すると、突然の雨が。各々植栽と芝張りの作業に取り組んでおり、完成まで残すところあと僅かというところです。

構造物だけでなく植栽や緑の部分が入ってくると一段と庭らしくなってきますね。

終盤の二人は大急ぎで終いの作業にかかります。

掃除、洗い、整地…、ここを怠るとせっかくの庭も綺麗に完成を迎えられないので二人は懸命に最後の作業をしました。

そしてついに、

完成しました!!

とても綺麗に仕上げられています!

競技が終了し、一安心の二人。

本当にお疲れ様でした!あとは結果を待つばかりです。

今回の大会、一緒に仕事をすることが日の浅い二人でしたが、最終的には二人で一つの目標に向かって練習にも取り組みとても良い作品が出来たと思います。

真剣に競技に取り組む二人の姿勢は、私も見習うところであり、作品や作業内容では勉強になる点が沢山ありました。このような競技形式で造園に取り組むことは仕事をする上でも、時間を気にしたり、作業を綺麗に行うことなど、さまざまなことに役立っていくでしょう。

私自身二人に学ぶことが多かった技能五輪大会でありました!😊

 

ちなみに、肝心の結果はといいますと……

なんと、金賞!金メダルの一番です!!

ということで、二人は2019年8月にロシアのカザンという都市で行われる世界大会に出場が決定しました!

以前も近江庭園からブラジル大会にも出場させて頂いているのですが、同じ事業所から世界大会出場者を輩出することは初めてなのではないでしょうか。

なんにせよ、まだまだ先に思いますが今から準備をし、会社一同二人のサポートをしていこうと思っております。皆様も是非応援よろしくお願い致します!