こんにちは。
日が沈むのが早くなり、夜がだんだんと長くなってきたのを感じます。作業の終了時間になると既に辺りが暗くなってきているので、もうすぐ寒くなってくるな、と冬が好きな私は少し待ち遠しい気持ちになります。
今年の技能五輪会場も去年に続いて愛知県での開催です。今年は新型ウイルスの流行のため、一般の方の観戦はなくなり、来年に控える技能五輪世界大会の出場選手選考会として規模を縮小しての開催が決まっています。
大会の開催自体も危ぶまれておりましたが、感染症対策を施しながらの開催となりますので、選手たちも例年とは違う運びの中で試行錯誤しながら練習を行っております。
私たちが練習を見学しに行ったのは通し練習の二日目です。ピンコロ、石積みの花壇や延べ段など、一日目の作業の続きを行っている状態で練習場所にお邪魔しました。
今回出場する選手は日頃から石を積む現場を多く経験しているので、石の扱いなどは仕事の中で勉強してきています。ひとつひとつの石を見比べながら丁寧な作業をしていました。日頃の仕事中の態度が練習にも反映されているのでしょう、真剣に取り組む姿がとてもかっこいい後輩です。
見守っている先輩たちも真剣に選手に指導をしています。近江庭園には多くの技能五輪経験者がいますので、選手にとっては頼もしい先輩たちです。ピンコロの割り方や植栽の入れ方、石の上手な使い方など様々な面で先輩たちが代わる代わる選手を指導しフォローしていきます。
練習の期間が日ごとに短くなってゆく中、選手は練習をしています。私たちも最大限のバックアップをしていけるよう、万全な体制を整えていきたいですね。
技能五輪の風景もこれからブログでお伝えできればと思いますので、皆様ぜひ楽しみにお待ちください!