近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

技能五輪への道 その後の団欒

作成者: 松本 友香里|2020年11月23日

こんにちは。

マツは常緑の植物ですが、冬が近づくと冬らしい姿に見えるのは何故なのでしょうか。常緑樹は常に同じ緑の葉を付けているように思いますが、葉は更新されておりますので少しずつですが姿が変化しているのでしょう。変化が無いようでもよく見れば変化している、というのも植物の面白いところだと思います。

 

つかの間の団欒

今回のブログはお庭づくりではなく、近江庭園のある日の団欒をお送りいたします。

前回の寺下のブログでも書かせて頂きましたが、弊社の浦辻が技能五輪全国大会で見事金賞を頂くことが出来ました!今回は佐賀・滋賀の合同チームでの参加となり、浦辻は練習を佐賀で行う日もあり非常にタイトなスケジュールを送っていました。そんな努力が報われる様な結果となり、嬉しい限りです。

大会当日には高校時代からペアを組んでいた職人と共に参加していたので、息のぴったりと合ったパフォーマンスをしていたようです。(今回の大会は一般の観覧ができず、私は会場に行けませんでした…)

出来上がった作品も非常にきれいで二人がともに協力して課題を作り上げたのがよく分かりました。

2022年に延期されましたが、上海大会までおそらくあっという間に時間が流れるのでしょう…それまで日々のお庭づくりを一生懸命に取り組んで経験を積んでもらえたらと思います。

 

ということで、近江庭園のメンバーでお祝いをしました!

ケーキをみんなに切り分けてくれる浦辻。本当は浦辻に切ってあげなければならなかったですね、ごめんなさい。ですが、とても嬉しそうにしてくれていたので良かったです。

近江庭園3連覇、そして三度目の世界大会出場がかかっていた今回の大会では、彼女のプレッシャーはかなり重かったはずです。それを見事に跳ね除けて結果を残したことにとても驚き、感動しています。

実はこの日は夜にもみんなで食事に行ったのでした。近江庭園の新年度が始まることと、浦辻のお祝いをかねて設けられた食事の席でしたが、いつもお世話になっている旅館さんでお食事を用意して頂けることとなり、みんなで楽しい食事を囲めて良い日になりました。

旅館の写真が少しぶれているのはご愛嬌ですね。

さて、つかの間の団欒のあとは年末までまた忙しい日々が続きます。気を引き締めて頑張っていきましょう!